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シチリア・ブルボン王家の初来日とチャリティガラパーティ

2020年2月22日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われる「アミチエジャポン 第5回チャリティガラパーティ」に、シチリア・ブルボン王家の王位継承者であるカルロ・ディ・ボルボーネ＝ドゥエ・シチリエ・カストロ公殿下とカミラ妃殿下が初めて日本を訪れます。今回の来日は、人道支援を目的とした重要な機会となります。

アミチエジャポンとは

一般社団法人アミチエ ソン フロンティール インターナショナル ジャポン（略称：ASFIJ）は、モナコ公国に本部を持つ人道支援団体「Amitié Sans Frontières」の日本支部として設立されました。設立以来、UNHCRなどと提携し、世界中で様々な人道支援活動を行っています。彼らの理念は、人生を楽しむことが他者のためになるという考え方に基づいています。

チャリティガラパーティの概要

今回のチャリティガラパーティは、初参加となる欧州のロイヤルゲストを迎えて行われ、毎年多くのゲストが集まる社交的なイベントです。これまでは200人から始まり、年々参加者が増加し、2019年には約800名が出席しました。2020年は日本最大の規模で1000名の参加を予定しています。会場の雰囲気は豪華で、ドレスコードもフォーマルです。

国内外の支援先

集まった寄付金は、モナコ本部を通じて国連難民高等弁務官事務所（UNHCR）や難民を助ける会（AAR Japan）に寄付され、困窮している人々や難民を支えるために使われます。

王室の歴史

シチリア・ブルボン王家は、ハプスブルグ家やメディチ家といった他の名門家系の血統も受け継ぎ、ヨーロッパの重要な王家の一つです。彼らは13世紀から南イタリアを統治し、1860年にサヴォイア家に統一されるまで続きました。カルロ殿下とカミラ妃殿下は、若い世代の王室が行う人道支援活動を推進する役割を果たしています。

参加方法

ガラパーティの参加は、事前申し込みが必要です。アミチエジャポンの会員は45,000円、非会員は55,000円の参加費が設定されており、プラチナ席やロワイヤル席などの特別席も用意されています。

チャリティガラパーティは、単なる社交の場ではなく、それを通じてかけがえのない命を支える素晴らしい取り組みなのです。また、参加を通じて、王室家族との関係を深める貴重な機会にもなります。

このように、シチリア・ブルボン王家の初来日は、日本における人道活動の重要性を再認識させる素晴らしい機会となることが期待されています。

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