705名の夢と想いを宇宙へ!
2024年12月21日(土)日本時間20時34分に、アメリカ・カリフォルニア州のヴァンデンバーグ空軍基地から、スペースXのロケット「ファルコン9」が打ち上げられました。このミッションには、株式会社タイロスが集めた705名の夢や想いを乗せた人工衛星「MAGOKORO号第二弾」が搭載されており、無事に宇宙へ飛び立ったことが報告されています。日本でのリアルタイム中継を見守っていた代表の秦 明日香氏には、ロケットが大気圏を突破したとの嬉しい知らせが届き、参加者からは歓喜の声が次々と届きました。
宇宙に飛び立つ夢の詰まった衛星
この衛星には、メッセージカード21名分、680名分のメール文をデータ化したSDカード、そして4名分のDNA(髪の毛)が搭載されています。それぞれのアイテムには、夢や想いが詰まっており、宇宙に飛び立った今、これらは地球から約500~600kmの上空を周回しながら、約1年後には大気圏再突入を果たし、流れ星となる運命です。
夢への思いを馳せたきっかけ
秦氏が宇宙に魅了されたのは、1986年に地球に近づいたハレー彗星を体験したからだと言います。近隣の人々が家族で空を見上げていた光景が、胸に深く記憶されています。約30年の鑑定歴を持つ彼女は、30,000人以上のクライアントと共に、夢を持つ大切さを伝えるセミナーを開催しています。最近では、「私も星になりたい」という想いから、株式会社SPACE NTKの宇宙SOH(R)プロジェクトに関与することになりました。
親子で夢を語るサミット
宇宙に関する展示会での経験から、秦氏は子どもたちが夢を素直に語れない現状に気づきます。子どもたちがロケットや惑星に心を躍らせる一方で、将来の夢を尋ねると現実的すぎる答えしか返ってこないことに気づいたのです。そこで、2024年5月5日の子どもの日に「親子夢サミット」を開催し、100名の親子が集まり夢や希望について話し合う機会を設けました。
参加者たちからは、「夢を再確認できた」「我が子の夢を初めて知った」といった感想が寄せられ、夢を持つ大切さを改めて感じることができた様子です。
自分自身と向き合う時間
秦氏は、子どもたちの夢や希望に罪悪感を抱くことがある現状を憂慮しています。「自分の夢が星になり、宇宙を飛んでいることで、少しでも夢が叶う気になれる」と彼女は語り、自らの夢を追い続ける重要性を強調します。
未来には、2026年春の次回打ち上げを目指して、さらなる夢のサミットやイベントの開催を計画しているとのことです。
会社概要と今後の展望
株式会社タイロスは、東京都新宿区を拠点に、夢と宇宙に関するイベントの運営を行っています。代表の秦氏は今後も「宇宙に夢を飛ばす」活動を広げ、多くの人に夢を持つことの意義を伝えていくことを目指しています。
今回のプロジェクトを通じて、宇宙への夢が多くの人々に広がることを期待しています。宇宙SOH(R)の活動について興味のある方は、ぜひ公式サイトやお問い合わせ先までご連絡ください。