Madam Sen、新たなアルバム『花鳥風月』をリリース!
日本の伝統と現代音楽が融合するユニークなサウンドを持つ芸者オペラシンガー、Madam Senがデビューアルバム『花鳥風月』を世界中のストリーミングプラットフォームで公開しました。このアルバムは、彼女のオペラティックなボーカルスタイルと和楽器、さらにはエレクトロニックビートが見事に組み合わさった作品となっています。
Madam Senは広島県出身で、アメリカで歌のトレーニングを受け、現在は南カリフォルニアを拠点に活動しています。彼女が共同制作したこのアルバムは、音楽的なジャンルを越えた多様性を感じさせ、ジャンルの枠を超えることに挑戦しています。アルバムのオープニングトラック「ふるさと」では、情熱的なボーカルで聴く者の心を掴み、その後、ダンストラック「U_uUsagi」へと流れる流れはエネルギッシュです。
また、ギター、バイオリン、チェロを使った繊細なアレンジが光る「向かい風」と続く楽曲も印象的で、音楽シーンの広がりを感じさせます。特に、「大輪の花」という楽曲では、日本の伝統楽器である琴の演奏が美しく響き渡ります。一方で、「Emma's Creation」ではエレクトロニックミックスが新しい音楽的情景を引き出します。
アルバムの締めくくりには、プッチーニのオペラ『蝶々夫人』から「ある晴れた日に」のアリアが収録されています。この楽曲はMadam Senの名前の由来となった作品であり、彼女の独特なスタイルが色濃く反映されています。
Madam Senは自身のアルバムに込めた思いを語る。「自然への感謝の気持ちを表現したいと思い、このアルバムを『花鳥風月』と名付けました。すべての楽曲が私にとって特別な意味を持っており、ストーリーある楽曲も含まれています。」と語っています。特に感慨深い楽曲として挙げたのは「桜はらはら散る」で、サンタモニカでの路上ライブ中に出会ったホームレスの男性とのエピソードが彼女の音楽に影響を与えているという。
「音楽の力は愛を示し、私たちの心を開いて、一つにすることができると信じています。」と語るMadam Senの言葉は、彼女の音楽を聴く者に感動と共感をもたらします。アルバム『花鳥風月』は、SpotifyやApple Musicで購入可能です。
アルバム情報
- - アーティスト: Madam Sen
- - アルバムタイトル: 『花鳥風月』
- - リリース日: 2021年4月3日
トラックリスト:
1. ふるさと
2. U_uUsagi
3. 向かい風
4. 桜はらはら散る
5. ダカレル・モナリザ
6. 大輪の花
7. Emma's Creation
8. Kaiha
9. Koi Tirari
10. Un Bel Dì Vedremo (『蝶々夫人』より)
Madam Senの公式ウェブサイトやSNSも是非チェックしてください。