金融包摂の重要性を考える「Financial Inclusion Week 2025」
2025年10月6日から9日にかけて開催される「Financial Inclusion Week 2025」では、貧困層や地方在住者、女性など、様々な背景を持つ人々が金融サービスから取り残されることのない社会づくりを目指し、世界中の知見や経験を共有することが目的となっています。このイベントにおいて、株式会社ベター・プレイスの社長・森本新士が登壇し、「市井の人たちの資産形成支援-将来の安心をはぐくむ-」というテーマについてお話しします。
Financial Inclusion Weekとは
Financial Inclusion Weekは、2015年にスタート以来、金融包摂に関するさまざまなアプローチを議論してきました。昨年の10周年では、143か国から3,100人以上が参加し、「未来の金融:次の10年の金融包摂を形作る」というテーマのもと、43時間にもわたるライブセッションが行われました。このイベントは、政策立案者や企業、NGO、研究者など多様なステークホルダーが集まる貴重な場となっています。
日本の企業年金制度の現状
登壇する森本社長は、日本の中小企業の従業員が労働人口の約69.7%を占める現状について触れます。大企業に比べて所得水準が低く、企業年金制度や退職金制度が十分に整備されていないため、多くの従業員が将来の資産形成に不安を持つ状況です。ベター・プレイスは、これらの不安を解消するために「はぐくみ企業年金」を通じて、日本全国の企業や地域に根差した支援を行っています。
「はぐくみ企業年金」の特長
「はぐくみ企業年金」は、地域や企業の規模にかかわらず、すべての働く人々が安心して未来を描ける金融サービスの提供を目指しています。また、従業員が資産形成を行う際に必要な知識を提供し、精神的なサポートを行うなど、多面的なアプローチを取り入れています。このフォーラムでは、導入後の変化や社会への影響についても広く発信される予定です。
登壇の意義
森本社長の登壇は、日本が直面する社会課題への具体的な取り組みを世界に発信する機会となります。金融包摂というテーマは、全世界的な関心が寄せられており、この分野での日本の取り組みが注目されることは、今後の発展に寄与することでしょう。
未来への一歩
今回の登壇を通じて、ベター・プレイスは金融包摂における中小企業の重要性を訴え、地域振興と経済発展を両立させるための具体的な事例を共有します。金融面での安心感や自立支援は、子育て世代やエッセンシャルワーカーにとっても大きな意味を持つものです。
私たちの取り組みが、未来の社会に希望を与える一歩となることを願っています。
会社概要
株式会社ベター・プレイス
所在地:東京都新宿区市谷本村町1-1 住友市ヶ谷ビル15F
代表者:森本 新士
設立:2011年10月17日
事業内容:企業年金DXシステム「はぐONE」の提供、「福祉はぐくみ企業年金基金」の導入・設計サポート
URL:
ベター・プレイス公式サイト