#YouTube #カップヌードル #ブランド・ジャパン

2025年4月18日、株式会社日経BPコンサルティングは、ブランド価値評価プロジェクト「ブランド・ジャパン」の25周年を祝う「Brand Japan 25th Anniversary Awards」を開催し、過去5年間のデータに基づいて最優秀賞としてYouTubeを選出しました。この発表は、YouTubeが直近5年間でブランド総合力平均で1位の位置を占めたことに基づいています。

本アワードでは、優秀ブランドとしてカップヌードル（製造元：日清食品株式会社）、Google（Google日本法人）、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（合同会社ユー・エス・ジェイ）、ワークマン（株式会社ワークマン）、イオンモール（イオンモール株式会社）が選ばれました。

「ブランド・ジャパン」は、2001年に開始されたブランド価値評価調査プロジェクトであり、毎年全国の6万人以上の一般生活者を対象に、企業や商品、サービスブランド約1500を調査し、その結果を翌年3月に発表しています。調査は二段階にわたるプロセスで行われており、最初に行われる「純粋想起調査」で、一般生活者が心に浮かべる「好感のあるブランド」「評価しているブランド」を記載し、一定の得票数を集めたブランドがノミネートされます。その後、年末に本調査が実施され、「一般生活者編」と「ビジネス・パーソン編」の二つのセクションで評価が行われます。

一般生活者編では、全体で約1000の企業、商品、サービスブランドについて評価が行われます。一方、ビジネス・パーソン編では、500の企業ブランドが対象となり、ビジネス思考を持つ者たちの視点で評価されます。評価の指標は、ブランド・ジャパン企画委員会が構築したものが用いられており、各受賞ブランドの評価がどのようにしてなされたのかが大きな特徴です。

また、アワードの受賞企業には、世界的に名高いメンバーが揃う「ブランド・ジャパン企画委員会」が関与しており、特別顧問にはデービッド・A・アーカー氏（カリフォルニア大学バークレー校名誉教授）が名を連ねています。委員長の阿久津聡氏（新進気鋭の経営管理の専門家）を中心に、豊田秀樹氏（早稲田大学教授）、桑原武夫氏（慶應義塾大学教授）など、名だたる専門家たちが参加し、専門的見地からの判断が行われています。

各ブランドが好きな理由やその強み、成長を続けるための施策が評価され、特にYouTubeが若者を中心に高い支持を得たことは、デジタル時代の新たな流れを象徴しています。「ブランド・ジャパン」は、これからも公正で客観的な立場からブランド評価を続け、企業価値向上へ向けた取り組みやブランディングの支援を推進していく意向を示しています。この活動は、企業がそのブランドをさらに高めていくための貴重な指針となることでしょう。ブランド・ジャパンの詳細情報は、公式サイトで確認することができます。

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