新しいメンタルトレーニング
2019-09-02 08:40:15

メンタルコンパスが提供する労災保険付きメンタルトレーニングアプリの全貌

メンタルコンパスが始めた新しい取り組み



近年、職場でのメンタルヘルスがますます重視される中、メンタルコンパス株式会社が法人向けに新たなメンタルトレーニングアプリを発表しました。このアプリは、労災保険が付帯しており、社員が自分らしく働くための感情コントロールを支援します。精神科専門医である伊井俊貴氏が開発したこのアプリは、特に社員のストレスを軽減し、メンタル不調による離職を防ぎ、労災による訴訟リスクを減らすために設計されています。

ストレスケアの重要性



データによれば、従業員の約59.5%が仕事に関する強いストレスを感じているとされています。このアプリは全社員に展開され、適切なストレスケアの方法が提供されます。例えば、100人の社員のうち約60人が強いストレスを抱えている場合、ストレスケアに取り組むことで約600万円の生産性向上が期待できるという試算があります。

メンタル不調による離職の抑制



次の課題は、メンタル不調を理由にした社員の離職を防ぐことです。平均的な離職率は14.9%で、特にメンタル不調のある社員は34.5%が退職を選ぶとのデータがあります。このアプリでは、メンタル不調の兆候を早期に発見し、必要に応じてクリニックへの受診を促す機能が含まれています。これにより、離職者を5人に1人減らすことができれば、大幅な採用コストの削減も期待できます。

労災リスクの軽減



労災請求件数は増加傾向にあり、企業のメンタルヘルス対策が不十分であることが問題視されています。このアプリは匿名でトレーニングを受けられるため、社員に寄り添ったサポートが可能です。また、企業への不信感を軽減することで、訴訟リスクを低減する効果も期待されています。万が一の事態が起こった際には、使用者賠償責任保険がバックアップを提供します。

現代の企業に必要な多様性の促進



メンタルコンパス株式会社は、2020年度中に100社への導入を目指し、企業のメンタルヘルス支援に尽力しています。終身雇用が崩れ、社員の働き方も多様化する中で、「自分らしさ」を大切にした働き方の実現を支援することが目的です。このアプリは、企業が新たな時代に適応するための強力なツールとなるでしょう。

伊井俊貴氏のビジョン



伊井俊貴氏は精神科専門医としてのバックグラウンドを活かし、薬物治療だけでなく心理的サポートを重視した治療に取り組んできました。多様なアプローチによって「自分らしく生きる」ことの重要性を広めることを目指しています。メンタルコンパスは、研究をもとに開発したアプリケーションを通じて、より多くの方々に効果的なメンタルヘルス対策を提供する意向を示しています。

会社概要



  • - 会社名: メンタルコンパス株式会社
  • - 所在地: 名古屋市中区大須4-13-28
  • - 設立: 2018年2月
  • - 代表者: 伊井俊貴
  • - 事業内容: メンタルトレーニングアプリ「メンタルコンパス」の運営
  • - URL: メンタルコンパス

この新しいメンタルトレーニングアプリは、企業の従業員にとって強力な支援となり、メンタルヘルスの向上に寄与することが期待されます。雇用環境が変化する中、企業がより良い環境を提供する手助けとなるでしょう。

会社情報

会社名
メンタルコンパス株式会社
住所
愛知県名古屋市中区大須4-13-28プレサンスロジェ705
電話番号
050-5327-7199

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