エドノイチとANA
2020-08-31 07:30:01
エドノイチ、ANA Cargoとの提携で47空港へ拡大し新たな挑戦を
エドノイチ、ANA Cargoとの提携で全国47空港へ
2020年に設立されたオンライン食材販売プラットフォーム「エドノイチ」は、先日ANA Cargoとの提携を発表し、全国の47空港にサービスを拡大することが決定しました。このイニシアティブにより、生産者はその手間を大幅に軽減し、鮮度の高い食材を消費者に直接届けることが可能になります。
エドノイチの目的とサービスの概要
「エドノイチ」は、国内での農産物や水産物などの規格外商品を効率よく消費者へ届けるために設立されました。生産者は自身の手間を最小限に抑えつつ、「空輸」を簡単に利用できることで、より多くの消費者と繋がることができます。これまで羽田空港を拠点としていたエドノイチですが、この度ANA Cargoによる全国47空港への展開が実現しました。
この拡大は、事業運営において必須の物流スキームが問題なく機能したことに加え、各地方から寄せられた生産者の利用希望が増加していたことに起因しています。これに伴い、生産者が気軽にエドノイチを利用できるよう、2020年12月31日までの期間限定でシステム利用料が無料となるキャンペーンも実施中です。
生産者への支援内容
エドノイチの特筆すべき点は、その物流スキームです。従来の販売方法では、生産者が購入者とのやり取りや配送業者との調整など、多くの業務工数を抱えていました。しかし、エドノイチは生産者にとって負担となる業務を極限まで削減し、利用者は空港カウンターに食材を持ち込むだけで済むシンプルな仕組みを導入しています。
例えば、東京都内やその近県においては、午後に生産者の手元を離れた食材が翌日の午前中には消費者の元へ届くという恒常的な仕組みも実証されています。生産者の声を聞くと、特に「手軽に利用できる」点が高く評価されており、多くの生産者がこのシステムの利便性を実感しています。
新型コロナウイルスの影響への対応
新型コロナウイルスの影響を受け、多くの生産者が生計を立てるために新たな販売先を模索せざるを得なくなっています。「エドノイチ」はこうした状況においても、生産者を支援し、鮮度の高い食材が直接消費者に届く仕組みを提供しています。コロナ禍においても生産者が抱える課題を一緒に解決し、安心して取引の継続ができる環境を築いています。
複数の声から紐解くエドノイチの実績
生産者と購入者ともに、エドノイチのサービスに対する満足度は非常に高く、その声は各所で寄せられています。たとえば、購入者からは「想像以上の鮮度の食材を手に入れられた」というフィードバックが寄せられ、次回もリピートしたいという意見が多数あります。また、生産者からも「手間が少なく、利便性が高い」と好評です。
このように、エドノイチは生産者と消費者の架け橋となり、高鮮度な食材の流通を加速させています。今後は更なる販路拡大を目指し、飲食店などへの流通も視野に入れています。将来的には、社会全体のインフラとしての役割を担えるような企業へと成長していくことが期待されています。
エドノイチの取り組みは、生産者支援にとどまらず、地域経済の活性化にも繋がるものです。今後の成長を見据えて、さらなるサービス展開が楽しみです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社3rd compass
- 住所
- 東京都渋谷区
- 電話番号
-
03-4400-1191