ミスミグループがカスタマーサポート特別賞を受賞！革新的な取り組みが評価される

ミスミグループ、本年度カスタマーサポート特別賞を受賞

株式会社ミスミグループ本社（東京都千代田区）は、2025年9月12日に公益社団法人企業情報化協会が主催する「第28回カスタマーサポートシンポジウム」で、カスタマーサポート表彰制度の特別賞を受賞しました。この表彰は、顧客戦略の向上やカスタマーサポートの推進に貢献した企業に贈られ、特にミスミグループは「時間価値創出」において評価されました。

特別賞受賞の背景

ミスミは、顧客に時間価値を提供するという使命を持ち、顧客へ最適なサービスを提供するために様々な取り組みを行っています。特別賞の評価ポイントには、時間管理や業務効率の向上、顧客への利便性提供があるため、ミスミの努力が認められた形です。IT協会は、特に他社の模範となる取り組み内容があったと指摘しています。

課題と対応

2025年度において、ミスミは環境規制に対する顧客からの需要に迅速に対応するため、以下の4つの取り組みを行いました。これにより、業務の効率化とサービスの質の向上を実現しました。

1. 構造改革による対応スピード向上
複数の部門からの窓口対応をカスタマーサービスに一元化し、進捗を可視化。これにより滞留を解消し、対応の質を向上させました。

2. 業務プロセスの標準化
依頼に応じて対応プロセスを整理し、ITを活用した自動案件振り分けの導入により、社内作業時間を76％削減しました。これは社員のモチベーションにも好影響を与えています。

3. 顧客セルフ領域の拡大
統一的なお問い合わせフォームを設置し、必要な情報入力を容易に。これにより問い合わせから調査開始までのリードタイムを11日から4日へ短縮しました。

4. AIトレーニングによる応対品質向上
AIを駆使して応対内容の分析を行い、応対品質の向上に繋がる仕組みを確立しました。この取り組みは日常的な改善も実現しています。

記念講演の内容

受賞を受けて、ミスミグループは記念講演も行い、「デジタルモデルシフト」をテーマに語りました。2000年から業界に先駆けてインターネット注文サービスを開始し、今では3Dデータを活用した自動見積もりサービス「meviy」を展開しています。このような革新的な技術を駆使し、今後も顧客への新たな価値提供を目指しています。