多くの人々が自然とふれあうための新たなスタイルを提案するアウトドアウェアブランド「mörk(モーク)」が、11月26日から29日の期間で青木ヶ原樹海にて初のインスタレーション「pilgrimage」を開催します。このイベントは、人間と自然との調和をテーマにし、様々なクリエイターたちが集結して表現します。
「mörk」という名前はアイスランド語で「森」を意味し、同ブランドは「森を嗜む街着」という独自のコンセプトに基づいています。自然との関係性を再考し、その重要性を広く伝えるための活動の一環として、今回のインスタレーションを企画しました。
青木ヶ原樹海は、富士山の麓に位置する特異な森林で、その地形や生態系の特性から多くの魅力とともに様々な社会問題も抱えています。特に、この地域における不法投棄やいたずらなどの問題は深刻であり、そうした現象から目を背けず、クリエイティブな視点をもってアプローチしていきます。インスタレーションを通じ、森が持つ生命力や癒し効果、そしてそれを守るためのメッセージを表現することを目指しています。
イベントには3名のクリエイターが参加します。写真家の永田拓也氏は、自然や旅をテーマにした作品を通じてその美しさを捉え、展示に活かします。植物作家の村野辰之介氏は、廃棄花の再生活動を通じて新たな美しさを提案し、空間デザイナーの田島慎之輔氏は、ツリーハウスへの憧れを活かして、自然との調和を感じさせる空間デザインを手がけます。彼らの作品が交わることで、青木ヶ原樹海の真髄を感じさせる空間が生まれることでしょう。
また、インスタレーションの開催中には、青木ヶ原樹海からインスピレーションを受けてデザインされた「mörk」の商品も販売される予定です。この製品は、スイスのテキスタイルメーカーschoellerとのコラボレーションによって開発され、機能性とデザイン性の両方を兼ね備えています。
今後も「mörk」は全国の森を巡り、それぞれの地域でのフィールドワークを活かしてさらに多様なインスタレーションを展開し、持続可能なアウトドアライフの重要性を広めていく予定です。自然と人間の共存をテーマにしたイベントに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
開催概要は以下の通りです。
- - 日時: 2022年11月26日(土)〜11月29日(火)11:00〜20:00(最終日は19:00終了)
- - 場所: 杉並区高円寺北2-22-2 1F(JR中央線 高円寺駅より徒歩2分)
- - 入場料: 無料
誰でも予約なしで参加できるこのインスタレーションに、ぜひ足を運びましょう。