SM Investmentsの成長
2026-03-04 15:49:25
フィリピンSM Investmentsが2025年に純利益を10%増加、成長の要因とは
フィリピンSM Investmentsの意欲的な業績予想
フィリピンの主要持ち株会社であるSM Investments Corporationが、2025年度の連結純利益が前年(826億フィリピンペソ)から10%増の905億フィリピンペソに達すると発表し、注目を集めています。この成長の背景には、銀行・不動産などの主要事業が大きく寄与していることが挙げられます。
主要業績の概観
SM Investmentsの連結売上高は前年の6548億ペソから4%増の6817億ペソに拡大しました。CEOのFrederic C. DyBuncio氏は、「第4四半期に好調な業績が通期結果を後押しした」と強調し、個人消費の堅調さや業務効率の向上が現状を支える重要な要素であると語ります。
特に銀行業が全体の49%を占め、不動産業が27%、リテール業が18%と続いており、それぞれが成長の原動力となっています。さらには、インフレの緩和と安定した雇用環境、持続的な送金の流れがフィリピン経済全体に好影響を与えているとの見方も示されています。
各事業部門の成績
SM Retailは、前年の211億ペソから1%増の純利益を計上し、小売業全体でも規模を拡大しています。特に第4四半期においては、百貨店部門が「キッズカテゴリー」の好調な成長に支えられ、売上高は3%増を記録しました。また、食品小売は生活必需品への強い需要によって7%の増加を見せました。
銀行業務に関しては、BDO Unibank, Inc.が前年820億ペソから6%増の872億ペソという過去最高の純利益を達成し、預金残高や融資残高もそれぞれ10%と13%増加しました。一方、China Banking Corporationも純利益が13%増の280億ペソに達し、融資事業が強い需要を示しています。これにより、不良債権比率も安定的な状況を保ち、資産質の向上も見られます。
不動産部門の成長
SM Prime Holdings, Inc.についても、2025年の純利益が456億ペソから7%増の488億ペソに成長すると予測されており、特に商業不動産の収入増が寄与しています。ショッピングモール部門は全業績の60%を占めており、住宅部門やホテル・コンベンションセンターも成長を確認されています。
今後の展望
総資産は1兆8千億ペソに達し、ギアリング比率も安定的で、今後も拡大を続ける可能性があります。SM Investmentsは持続的な成長を目指しており、さらなる顧客サービス向上に向けてエコシステムの強化を続けるとしています。
フィリピン経済の成長が楽観視される中で、SM Investmentsの動向は今後も大きな注目を集めるでしょう。
会社情報
- 会社名
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SM Investments Corporation
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