株式会社BlackboxとRebrastがタッグを組む新たなエンタメ時代の幕開け

新たなコラボレーションの誕生

2023年、株式会社Blackboxが音楽制作に強みを持つ株式会社Rebrastと業務提携を結ぶことが発表されました。これにより、2.5次元IPプロデュースの世界に新たな風が吹き込まれることが期待されています。両社は異なる強みを持ちながらも、今回の提携を通じて、新たなエンターテインメント体験を提供することを目指しています。

提携の背景と目的

Blackboxは主に、VTuberやリアルアイドルなど、多様なエンタメコンテンツをプロデュースし、音楽、ライブ、配信、ストーリーを融合させた独自のIP（知的財産）を構築しています。音楽は、このIPの核に位置し、制作の質やスピードの向上が企業としての成長に欠かせない要素と位置付けています。

一方、Rebrastは、音楽制作の裏方として、作曲家や編曲家、エンジニアなど多岐にわたるクリエイターをマネジメントしています。これまでにAKB48や乃木坂46などの国民的アイドルグループのヒット曲を手掛け、多数の成功事例を持つ信頼のおける企業です。最近では、Z世代を中心に支持を受けているアーティストの楽曲制作にも積極的に関与し、新しい音楽消費のトレンドを牽引しています。

このような背景から、両社の提携の目的は、強力なプロデュース力を融合させることで、IPの価値を最大化し、市場における競争優位を得ることにあります。

提携を受けた今後の展開

今回の提携によって、Blackboxが展開する『らびぱれ!!』や『クインテ』などのIPにRebrastのクリエイターが参加し、音楽制作においてより深く関わることとなります。これにより、作品のコンセプトに合ったサウンドプロデュースが実現され、IPのユニークさがさらに深まります。

両社は、この共同作業を通じてファンダムのエンゲージメントを強化し、新たな成功モデルを生み出す意欲を持っています。Blackboxの坂本龍優CEOは、この提携によって音楽というIPの根幹部分を強化できることを喜び、Rebrastとの長期的なパートナーシップに期待を寄せています。また、Rebrastの早川博隆代表も、今回の提携を新たな挑戦の機会と捉え、双方の強みを生かした音楽制作に意欲を示しています。