調べる力の意識調査
2016-05-24 14:52:56
男女間の情報収集力の違いを探る調査結果を発表
男女間の情報収集能力に関する意識調査
有限会社Imagination Creativeが発表した調査結果によると、男性と女性の情報収集力には明確な違いがあることが判明しました。この調査は、男女および職業別の「調べる力」に特化して行われ、初めての試みとされています。
調査概要
調査はインターネットを通じて実施され、全国の20歳から59歳までの男女358名が対象となりました。調査期間は2016年2月29日から2016年3月7日までの約一週間です。結果として、男女の意識や行動における情報収集力の傾向が浮き彫りになりました。
男女の情報収集に対する意識
調査結果によると、自分が情報収集に得意だと思う男性は13.2%、女性は10.3%でした。一方、情報収集が苦手だと感じる男性は31.0%、女性は28.3%となり、男性における苦手意識が全体的に高い傾向が見受けられました。特に、苦手意識対得意意識の比率においては、男性1に対して女性が4.51という大きな差が生じています。
情報収集にかける時間
また、1回の情報収集にかける時間についても男女差が顕著に見られました。男性は1回につき3時間以上調査する割合が4.6%なのに対し、女性は10.9%という結果でした。また、30分以上の時間をかける割合は、男性1に対し女性が1.31という結果も示されています。これは、女性の方が長時間情報集めに取り組む傾向があることを示しています。
情報の検索結果と質
情報を検索した場合に、必要な情報が見つかる割合についても調べられました。必要な情報を「ほぼ100%近く見つけられる」と回答したのは男性が5.2%、女性が7.6%でした。90〜99%程度見つけられるという回答は、男性19.5%、女性19.0%であり、両者の能力がほぼ同等であることがわかりました。しかし、発見できない情報に関しては、男性が1に対し女性が1.13という結果が出ており、女性が見つける力で優れていることを示しています。
未婚と既婚の違い
情報収集に対する意識の違いは、未婚と既婚の間にも見受けられました。未婚の方が情報収集が得意だと感じている割合は51.6%であるのに対し、既婚者は42.0%でした。また、苦手意識を持つ割合は既婚者が24.2%、未婚者が35.2%と、ライフスタイルによる意識の差も見えてきています。
本調査と書籍
この調査は方喰正彰氏の著書『とことん調べる人だけが夢を実現できる』の刊行に合わせて行われ、情報収集がなぜ重要なのかを深く掘り下げています。本書では「調べる習慣」が人生に与える影響や、目標達成に向けた具体的な方法論が紹介されています。
まとめ
この調査結果は、男女間の情報収集力に関する意識の違いを明らかにするものであり、特にビジネスシーンや日常生活において情報収集が重要であることを再認識させるものです。自らの情報収集力を高めるために、今後の学びを深めていくことが求められています。
会社情報
- 会社名
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有限会社Imagination Creative
- 住所
- 東京都千代田区神田佐久間町3-38第5東ビル5F
- 電話番号
-
03-6206-9244