デバイスレス認証登場
2025-12-10 11:02:29

パスロジ、新たなデバイスレス認証「Bridge M365」を2026年提供開始

パスロジ、新機能「Bridge M365」は完全デバイスレス認証



パスロジ株式会社が2026年1月にリリース予定の「PassLogic Bridge - Microsoft 365用セカンダリ認証(通称:Bridge M365)」についてご紹介します。この新機能は、急速に普及しているMicrosoft 365の利用に伴う認証強化のニーズに応えるものです。企業や組織が直面するセキュリティリスクの増大に対処するため、パスロジは独自の技術を駆使して、デバイス不要で簡単に利用できる認証ソリューションを実現しました。

Microsoft 365の利用とそのリスク



近年、クラウドサービスへの依存度が高まる中、特にMicrosoft 365の利用が増加しています。これに伴い、悪意ある攻撃者によるアカウント情報の狙い撃ちも深刻な問題となっています。従来の境界防御が機能しづらくなる中で、認証の重要性が一層増していますが、スマートフォンやハードウェアトークンといった外部デバイスを必要とする多要素認証には、管理や携行の手間が伴い、導入が難しいという課題がありました。

特に、持ち込み禁止エリアや外部デバイスを制限された環境では、従来の認証方式が機能しない場合も多く、企業は「安全性」と「運用性」の両立に悩まされています。そこで登場するのが、「Bridge M365」です。

Bridge M365の特長



「Bridge M365」は、完全デバイスレスで動作し、Microsoft Entra IDのセカンダリ認証として機能します。これにより、ユーザーはブラウザ上で独自のマトリックス方式による認証を行うことができます。外部デバイスに頼ることなく、ブラウザだけでMicrosoft 365の認証を強化できる点が大きな魅力です。

外部デバイスが不要



Bridge M365での認証では、スマートフォンやハードウェアトークン、認証アプリは一切必要ありません。これにより、様々な運用環境において柔軟に対応できます。特に、スマートデバイスが持ち込めない現場でも、スムーズに導入することが可能です。

ユーザー管理の効率化



Bridge M365は、SAML連携における煩雑なユーザー管理の問題を解消します。従来の方法では、Microsoft 365を利用するために特定のドメイン設定を行い、さらにPassLogicとEntra IDの間でユーザー情報の整合を取る必要がありました。しかし、Bridge M365ではEAM連携を採用し、Microsoft 365に登録したユーザー情報をそのまま利用できるため、運用負荷が大幅に軽減されます。

安全性と利便性の両立



Bridge M365は、PassLogic認証によるセカンダリ認証を導入することで、ユーザーが読み取ったマトリックス内の配置された数字に従ったワンタイムパスワードを生成します。その結果、パスワードを忘れる心配なく、強固な認証を実現します。さらには、デバイスに依存しないため、長期的な利用にも適しています。

提供概要



  • - 提供開始日: 2026年1月21日(水)
- 提供形態: PassLogicのパッケージ版またはクラウド版として利用可能
- 特徴: 申し込みだけで利用開始が可能、サーバーの構築・運用不要

終わりに



パスロジ株式会社の「Bridge M365」は、企業にとってますます重要となるセキュリティ強化に貢献する新たな選択肢です。現代のビジネス環境では、デバイスレスの認証ソリューションが不可欠です。ぜひ、この新機能を導入して、より安全な業務環境を確保してください。

詳細については、PassLogic公式サイトをご覧ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
パスロジ株式会社
住所
東京都千代田区神田神保町1-6-1タキイ東京ビル
電話番号
03-5283-2263

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。