環境回復を目指すリストラティブデザイン講演会が開催
2025年に開催予定の大阪・関西万博を見据えた建築デザインに関連する講演会が、東京電機大学の千住キャンパスで行われます。講師は、建築家である小野寺匠吾氏。彼は、EXPO2025のシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」の設計を担当した経験を持ち、現在は自身が設立した
OSO Researchで様々なプロジェクトに取り組んでいます。
FAレクチャーの魅力
この講演会は、「FAレクチャー」と名付けられ、建築と関連する多様な専門家を招くシリーズ企画として開催されています。福祉や環境への配慮を重視した設計の重要性が叫ばれる中、専門的な視点を学生たちに提供することを目的としています。また、社会に対しオープンな視点での理解を深める機会ともなっています。
イベント詳細
- - 日時: 2025年7月22日(火) 18:30〜20:00
- - 場所: 東京電機大学 東京千住キャンパス 1号館 2階 1204/1205セミナー室
- 住所: 東京都足立区千住旭町5番(北千住駅東口より徒歩1分)
- - 講師: 小野寺匠吾氏(建築家/小野寺匠吾建築設計事務所 代表)
- - 対象者: 16歳以上、建築を学ぶ学生やその関連分野に従事している方
- - 定員: 20名(先着順)
- - 参加料金: 無料
- - 主催: 東京電機大学 未来科学部 建築学科
- - お申し込み方法: 7月15日(火)17:00までに所定の連絡先へお申し込みください。
- - お問い合わせ先: 東京電機大学 未来科学部建築学科事務室(TEL: 03-5284-5520)
小野寺匠吾氏のプロフィール
小野寺氏は1984年東京生まれ。法政大学で建築を学び、東京でデザイン事務所に勤務した後、フランス・パリに移住。帰国後は著名な建築家グループSANAAで国際的なプロジェクトに関与し、2018年に独立しました。地域創生や公共事業、住宅設計など幅広い分野で活動しており、彼のデザイン哲学は環境負荷を最小限に抑えつつも、利用者に優しい空間作りを重視しています。彼の取り組む「リストラティブデザイン」は、持続可能な未来を見据えた重要なテーマです。
この講演会は、建築の専門的な知識を深める貴重な機会であり、環境問題についての理解を広げるための素晴らしいチャンスです。是非とも、多くの方々の参加をお待ちしています。