生成AI時代のITエンジニア採用予測
ITエンジニアが所属する業界は、生成AIの発展による影響を受けて変化を遂げようとしています。最近、ITエンジニア向け転職・学習プラットフォーム「paiza」を運営するpaiza株式会社が実施した調査により、この変化に対する現場の認識が明らかになりました。
採用人数の予測
調査によると、3年後のITエンジニアの採用人数に関して「変わらない」と答えたエンジニアは46.6%に上りました。一方で、「増える・大幅に増える」と回答したエンジニアは合わせて30.7%を占めています。この結果から、生成AIが普及する中でも、エンジニアの需要が高まると予測されていることがわかります。つまり、AIが代替する業務が増えたとしても、それを活用し新たな価値を創出できるエンジニアの需要は依然として高いということです。
生産性向上の観点
続いて、短期的な生産性の向上について尋ねると、57.1%のエンジニアが「生成AIに依頼した方が生産性が向上する」と回答しました。これは、生成AIを有能なアシスタントとして位置づけ、積極的に業務に取り入れていることを示しています。短期的には、生成AIを通じて効率化が図られることが期待されています。
長期的な展望
一方で、長期的な観点での生産性向上には、新卒やジュニア層の重要性が指摘されています。「長期的には新卒・ジュニア層と生成AIの両方が必要」との回答は51%を占め、総じて78.3%のエンジニアが新人の育成が不可欠であると考えていることが明らかになりました。これは、AIの持つタスク処理能力に対して、組織の成長を支える人材の育成が必須であることを示唆しています。
仕事内容の変化
さらに、ITエンジニアの今後の仕事内容に関する問いには、89.2%のエンジニアが「仕事が変わる」と回答しました。「大幅に変わる」と答えたのは34.5%、「少し変わる」は54.7%に上ります。生成AIの普及によって、業務内容が従来とは異なる方向に変化することが予想されています。
paizaの取組み
paiza株式会社の代表取締役社長兼CEO、片山良平氏は「生成AIの発展により、ITエンジニアの生産性や採用需要についてさまざまな議論が起きている」と述べています。今後も、短期的な効率化を進める一方で、長期的な視点で新卒やジュニア層に投資し、育成を図ることが重要だと強調しています。
このように、多様化するITエンジニアの需要とそれを支える新たな仕事の形を考察することは、今後のIT業界全体にとっての持続可能な成長を目指す上で欠かせません。paizaでは、これからもエンジニアたちがAIの時代を生き抜くための支援を続け、日本のIT業界の発展に寄与していく方針です。