なら国際映画祭2021
2021-08-27 16:00:00
未来を担う子どもたちのためのなら国際映画祭2021が開催!
未来を担う子どもたちのための映画祭
2021年9月18日から20日まで、奈良で『なら国際映画祭 for Youth 2021』が開催されます。11年目を迎えるこの映画祭は、次世代を支える子どもたちの才能を育むべく、多彩なプログラムを用意しています。
映画祭の新たなスタート
今年の映画祭は新たな名称に生まれ変わり、ユース向けの3つのプログラムを展開します。これらのプログラムは、若者たちが映画制作を体験し、批評する力を養うことを目指しています。
ユース映画制作ワークショップ
最初のプログラム「ユース映画制作ワークショップ」では、中学生や高校生がプロのスタッフの指導の下で映画を制作します。全国から集まった参加者は、映画作りの基礎を体験し、最終日の上映会で成果を披露します。制作過程を記録したメイキング映像も上映され、彼らの努力が一目でわかります。
ユース映画審査員
次に、参加者たちは「ユース映画審査員」として、国内外の映画を審査します。ベルリン国際映画祭の推薦作や、ショートショートフィルムフェスティバルの短編作品などが上映され、彼らの視点で評価されます。最終日には最優秀作品を発表し、参加者にとって貴重な経験となります。
ユースシネマインターン
三つ目のプログラム「ユースシネマインターン」では、参加者たちが実際に映画をプロモーションする役割を担います。リム・カーワイ監督の作品を用いて、どのように広めるかを考えるこのプログラムは、映画に対する理解を深めるだけでなく、実践的なスキルを磨くことができます。
世界遺産での特別な開催
映画祭の特別イベントとして、初日の9月18日には春日大社で「“祈”のレッドカーペット」と奉納演舞が行われます。この日は、琉球舞踊家の宮城茂雄氏が演舞を披露し、古来からの文化が融合した特別な時間となります。この演目は、河瀨直美エグゼクティブディレクターのルーツとも深く関連しており、参加者たちにとって印象的な体験となるでしょう。
感染症対策にも配慮
今年は新型コロナウイルスの影響を受け、イベント参加者を制限し、オンライン配信も実施されます。ワクチン接種証明や抗原検査の結果が必要であり、安全な運営が徹底されています。
文化庁の支援も得て
この映画祭は文化庁の「ウィズコロナに対応した文化資源の高付加価値化促進事業」にも採択されており、国の支援を受けながら次世代の育成に力を入れています。
『なら国際映画祭 for Youth 2021』は、子どもたちの未来を支える重要なイベントとして、是非参加をお勧めします。オンライン中継もあるため、全国どこでも気軽に楽しむことができます。公式YouTubeチャンネルでの視聴を通じて、多くの方々がこの特別な瞬間を共に過ごすことができるでしょう。全部門での審査員による選考結果や新しい才能が発見される様子を見逃さないでください。
会社情報
- 会社名
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特定非営利活動法人なら国際映画祭
- 住所
- 奈良市花芝町17番地サン・ふくむらびるpartI 201号室
- 電話番号
-
0742-95-5780