Non-FIT太陽光発電事業参入
2024-07-01 15:22:25

三井住友ファイナンス&リース、丸紅と共同でNon-FIT低圧太陽光発電事業へ参入

三井住友ファイナンス&リース、丸紅と共同でNon-FIT低圧太陽光発電事業へ参入



三井住友ファイナンス&リース株式会社(SMFL)は、丸紅株式会社と共同で、Non-FIT低圧太陽光発電事業へ参入することを発表しました。SMFLの戦略子会社であるSMFLみらいパートナーズ株式会社と株式会社スマートエナジーは、丸紅から400カ所の発電所を取得する売買契約を締結しました。

今回の取り組みは、脱炭素社会の実現に向けた共同3社の取り組みの一環として実現しました。共同3社は、追加性のある再生可能エネルギーの早期導入を目指し、Non-FIT低圧太陽光発電所の開発・運営を加速させていきます。

SMFLみらいパートナーズとスマートエナジーは、共同出資により合同会社を設立し、2024年度中に丸紅から低圧太陽光発電所400カ所(直流容量換算約40MW)を取得します。

スマートエナジーは、取得した発電所の保守・管理(O&M)とアセットマネジメントを担い、SMFLグループの顧客基盤を活用することで、国内の需要家に対して、追加性のある再生可能エネルギーをコーポレートPPAで提供していく予定です。

今回のスキームでは、需要家が未確定の状況下においても、先行して太陽光発電所の開発を進めることで、全国各地の需要家に対して、短期間で再生可能エネルギーを提供することが可能となります。

経済産業省が発表した第6次エネルギー基本計画では、2030年までに太陽光発電累積導入量103.5~117.6GWを目標として掲げています(2023年12月末時点累積導入量:73.1GW)。共同3社は、戦略的パートナーとして、将来的に3,000カ所以上(直流容量換算約300MW)のNon-FIT低圧太陽光発電所の開発および運営、需要家への供給を目指しています。

3社の役割



SMFLみらいパートナーズ: 再生可能エネルギー発電事業、CO2フリー電力の提供、省エネルギー支援サービスなどを展開しています。

スマートエナジー: 再生可能エネルギー推進事業を展開しており、太陽光発電の保守・運営(O&M)、アセットマネジメントでは国内有数の実績を誇ります。

丸紅: 発電所の開発・建設・売却を行い、本スキームでは発電所の売却を行います。

脱炭素社会実現に向けた取り組み



共同3社は、今回の事業を通じて、脱炭素社会の実現に貢献していきます。特に、需要家が未確定な状況下でも、先行して再生可能エネルギーを供給することで、エネルギー転換を加速させる役割を担う予定です。

今後、共同3社は、連携を強化することで、さらなる事業拡大を目指していくとともに、国内の再生可能エネルギー導入の促進に貢献していきます。


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