キッズデザイン賞、2023年の応募開始
日本国内で子どもたちの安全や創造性の育成に貢献する製品やサービスを表彰する「キッズデザイン賞」が、2023年の募集を開始します。今年は特に注目すべき新カテゴリーとして「アプリケーション・サービス」が新設され、スマートアプリや教育支援サービスなど、幅広い応募が期待されています。
応募スケジュールとカテゴリー
応募期間は2023年3月1日から5月11日までの約2ヶ月間。応募はWebを通じて行われ、受賞作品は8月24日に発表されます。その後、9月25日に表彰式が行われ、優秀な作品にはさまざまな賞が授与されます。
応募カテゴリー
キッズデザイン賞には、以下の5つの応募カテゴリーがあります。
1.
プロダクト
2.
アプリケーション・サービス
- スマートアプリ、ICTサービス、教育・子育て支援サービスなど。
3.
建築・空間
4.
コミュニケーション
5.
調査・研究
さらに、3つの部門に分かれており、これから子どもたちを支えるデザインを広く受け入れます。
- - 子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門
- - 子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門
- - 子どもたちを産み育てやすいデザイン部門
これにより、SDGs関連や住宅設備、家電製品など、幅広い業界からの応募が期待されています。
過去の実績と受賞内容
この賞は2007年に設立されて以来、2,453点の受賞作品が生まれてきました。審査を通過した作品は「キッズデザイン賞」として表彰され、特に優れた作品には内閣総理大臣賞などが授与されます。受賞内容は以下の通りです。
- - 最優秀賞: 内閣総理大臣賞 1点
- - 優秀賞: 経済産業大臣賞 4点 / 消費者担当大臣賞 1点 / 少子化対策担当大臣賞 2点 / 男女共同参画担当大臣賞 1点
- - 奨励賞: キッズデザイン協議会会長賞など
- - 特別賞: 東京都知事賞 / 審査委員長特別賞 等
メリットと応募方法
受賞のメリットは多岐にわたり、メディア露出や展示などを通じて新たなビジネスチャンスが広がります。受賞作品はWebサイトを通じて広くPRされるほか、他のメディアにも取り上げられることが期待されます。さらに、受賞後は「キッズデザインマーク」を使用することで、商品パッケージや広告などでの査定効果を高めることができます。
費用について
審査料は50,000円(税抜)。自治体や国公立機関からの応募は10,000円(税抜)に引き下げられます。また、調査・研究カテゴリーに該当する場合、審査料は無料です。中小企業については、条件によっては無料でキッズデザインマークを使用できる場合もあります。
これまでの受賞作品や詳しい情報については、
キッズデザイン賞のWebサイトを訪れてみてください。参加を通じて、次世代の子どもたちに質の高い製品やサービスを提供する一助となることを願っています。