京都府の農業を促進する「京のプレミアム米コンテスト」
京都府では、地域の魅力ある農産物を育むために、年々進化を遂げている「京のプレミアム米コンテスト」が今年も開催されます。このコンテストは、農業者の生産意欲を高めると共に、地元のおいしい米のPRを目的としたものです。特に注目すべきは、新しい品種「京式部」が昨年から加わった点です。出品を希望される農業者や組織は、ぜひ参加をご検討ください。
コンテスト概要
募集期間
本年度の応募は、令和7年8月1日から8月29日まで。出品米の提出は10月29日までです。農業者の皆さんには、この期間中においしい米を作り出していただき、その結果を競うことになります。
応募要件
参加資格は、京都府内でおいしいお米作りに励む農業者及び組織です。JAや地域ライスセンター単位での応募も可能とし、出品米の生産者が明確であることが求められます。また、応募者は京都府産米のPRのための取材に対応できることが求められます。
対象品種
出品する米は、令和7年産の「コシヒカリ」、「キヌヒカリ」、「ヒノヒカリ」、及び「京式部」となります。複数品種をブレンドした出品はできず、1農業者(または組織)につき2品種までが認められています。
応募方法
京都府のホームページには応募の詳細が記載されています。インターネット利用が困難な方は、事務局へお電話でのお問い合わせも可能です。
審査基準
審査は、まず穀粒判別器を使用して玄米整粒率が70%以上の米を選抜する予備審査から始まります。食味審査では、食味分析機器を用いて評価され、その後公募委員による食べ比べが行われます。最終的には、お米の食味の専門家や京料理の専門家による厳しい食べ比べが待っています。このプロセスを通じて、優れた米を選出します。
賞の概要
最高金賞が1点、金賞が3点、さらに若干数の入賞が認められ、受賞者には賞状や盾が授与されます。結果は令和7年12月に発表される予定です。昨年度のコンテストでは、応募者の中から見事最高金賞を獲得した米が誕生しました。
主催と後援
このコンテストは京都府が主催し、各種農業団体が後援しています。地域の農業者が生産したお米の品質向上に繋がるこの機会を、ぜひ活用してください。
続報は京都府の公式サイトでご確認いただけます。「京のプレミアム米コンテスト」は、農業者にとって技術向上と地域のPRの両方を実現する素晴らしいチャンスです。