春の芸術祭と景勝地
2019-04-22 15:40:07
春の訪れを知らせる瀬戸内国際芸術祭と香川の映えスポット特集
4月末から、待望の瀬戸内国際芸術祭が始まります。この祭りは3年ごとに開催され、春・夏・秋とそれぞれの季節に合わせたプログラムが展開されます。今年の春は4月26日から5月26日までの間、「ふれあう春」をテーマに、香川県の島々や港を舞台にさまざまなアート作品が披露されます。香川県はアートな県としても知られ、その風景や自然の美しさはまるで絵画のようです。今回は、香川の映えスポットと、地元の人々に愛されるグルメも合わせてご紹介します。
まず、瀬戸内国際芸術祭といえば直島にある南瓜のオブジェを思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、実際の開催地は直島だけでなく、瀬戸内の12の島と2つの港全体に広がっています。女木島と男木島でも素晴らしいアート作品が展示されています。女木島では、木村崇人氏が手がけた「カモメの駐車場」があります。約300羽のカモメが防波堤に並んでいるこの作品は、まるでカモメたちが停まっているような印象を与えます。一方、男木島ではジャウメ・プレンサ氏による「男木島の魂」が展開され、屋根に描かれた8つの言語が印象的です。
さらに、香川県には「天空の鳥居」として人気を集めているスポットもあります。観音寺市にある高屋神社本宮からは、香川の街並みと美しい瀬戸内海を一望できます。この場所からの景色は、特にインスタグラムなどのSNSで目を引く美しさです。また、三木町に位置する嶽山では、空を飛ぶかのようなユニークな写真を撮ることも可能です。
大自然に囲まれた香川では、心が洗われるような場所もたくさんあります。たとえば、三豊市にある父母ヶ浜は「香川のウユニ塩湖」として話題を集めています。美しい砂浜と鏡のような水面が作り出す独特の風景は、カメラ愛好者にとって見逃せないスポットです。また、4月下旬から5月の間はフラワーパーク浦島にて、色とりどりのマーガレットが広がり、訪れる人々を楽しませています。
さらに、香川を訪れた際にはおすすめのグルメスポットも忘れてはいけません。香川県はもちろんうどんの名産地として知られていますが、隠れた食材も多くあります。特に小豆島の高品質なオリーブオイルは、全国的にも有名で、1990年代から92%のシェアを誇ります。新たにオープンしたベーカリー&カフェ「菊太郎」では、オリーブオイルを使った美味しいパンが楽しめます。
また、春には県民に愛される魚としてサワラが登場します。押し抜きずしやカンカンずしといった郷土料理に欠かせない存在です。春の訪れとともに、香川県のアートとグルメをぜひ堪能してみてください。
会社情報
- 会社名
-
公益社団法人香川県観光協会
- 住所
- 香川県高松市番町4丁目1番10号
- 電話番号
-
087-832-3377