新しい火災保険申込サービスが始動
損害保険ジャパン株式会社の子会社Mysurance株式会社は、不動産業界向けのプラットフォーム「いえらぶBB」と連携し、2026年1月15日より賃貸入居者向け火災保険の申込手続きをオンラインで完結できるサービスを開始します。これにより、不動産管理会社は、保険申込の案内をスムーズに入居者に送信することが可能になります。
1. 伝統的な火災保険手続きの課題
例えば、多くの賃貸借契約では、入居時に火災保険申込手続きを書面で行うことが一般的です。この方法では、入居者が同じ情報を何度も記入しなければならず、面倒に感じることも少なくありません。また、火災保険は通常2年契約であるため、定期的な更新手続きが必要で、これがさらに手間を増やしていました。
2. 新サービスの利点
新たな連携により管理会社は、管理画面から操作することで賃貸契約に関する手続きを進められます。所定の進捗に更新すると、入居者情報がMysuranceの保険システムに転送され、入居者に対して保険申込案内のメールが自動的に送信される仕組みです。入居者は、届いたメール内の専用フォームに必要な情報を入力するだけで手続きが完了するため、非常に便利です。
さらにこの火災保険は、契約が1年ごとに自動更新されるため、更新手続きの手間が省け、入居後に無保険になるリスクも軽減されます。これにより、入居者は安心して生活することができるのです。
3. 管理会社にとっての利点
管理会社側にとっても、事務的な負担が大幅に軽減されます。書面での対応やデータの転記作業が不要になるため、手間や時間が大幅に削減され、業務の効率化とミスの防止につながります。管理会社は業務が簡素化されることで、他の重要な業務に集中できるようになります。
4. 「ネットで賃貸火災保険」の概要
この新しい火災保険では、家財や借家人賠償の補償に加え、入居者が亡くなった場合の戸室修理費用や遺品整理費用もカバーされます。保険料は月払いに設定されており、入居時の初期費用も抑えられるのが特徴です。
5. いえらぶBBについて
「いえらぶBB」は、不動産仲介会社と賃貸管理会社をつなぐ無料の業者間流通プラットフォームです。賃貸仲介業務を一元化し、オンラインでの物件流通や契約手続きを容易にします。この効率的なシステムが、業界全体のデジタル化を推進しています。
6. 企業について
Mysuranceは、2019年に始まり、複雑でわかりにくい保険を、デジタルとデザインの力でシンプルにすることを目指しています。一方、いえらぶGROUPは「いい家選ぶ、いえらぶ。」をモットーに、不動産業界向けのサービスを提供し、全国44,000社以上で利用されています。
7. 導入事例と今後の展望
本取り組みの初の導入例として、株式会社タイセイ・ハウジーが本日よりサービスを運用開始します。今後、さらなる導入が期待されています。
新しい火災保険申込手続きのオンライン化は、不動産市場における利便性を大いに向上させることでしょう。双方にとってのメリットが大きいこの連携は、今後の不動産管理において重要な役割を果たすと予測されます。