株式会社SynXの脆弱性診断サービスとは
攻撃者の視点を取り入れた新しい脆弱性診断サービスが、2025年8月から本格的に展開されており、複数の企業から順調に導入されています。株式会社SynX(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西 潤一郎)が提供するこのサービスは、システムやアプリケーションの潜在的なリスクを多角的に洗い出すことを目的としています。
特徴と利点
この脆弱性診断サービスの主な利点は、従来の診断手法では見落とされがちなリスクを効率よく発見できる点です。専門家チームが、攻撃者の視点を取り入れた分析を実施し、機密情報や重要なデータを保護するための有効な手段を提供しています。
また、SynXはグループ会社であるポールトゥーウィン(PTW)との連携により、診断から改善提案、修正確認といった全てのプロセスをワンストップで実施。これにより、顧客のビジネス継続性を支える安心の基盤を築くことが可能になります。
ハイブリッド診断体制
このサービスは、手動診断と自動ツールを組み合わせたハイブリッド診断を採用しています。対象としているのは、Webアプリ、モバイルアプリ、クラウド、IoT、さらにはスマートコントラクトなど多岐にわたります。診断手法には、外部ユーザーの視点で行うブラックボックス診断と、ソースコードや設計資料を基にしたホワイトボックス診断の二つがあります。
国内外基準への準拠
さらに、OWASP Top 10やOWASP Mobile Top 10、IPAなどの国内外の基準に準拠した報告体制を整えており、顧客に安心感を提供します。24時間体制での対応力も大きな強みです。PTWグループの多拠点・多言語体制により、様々なニーズに応えられる体制を整えています。
具体的な事例
実際の導入事例として、教育業界向けの業務管理システムのブラックボックス診断では、セッション管理に潜在的なリスクが検出され、改善支援策も提供されました。また、NFTゲームアプリへのホワイトボックス診断では、課金機能周辺のビジネスロジックに関する問題が可視化され、更なる修正方法が提案されました。
今後の展望
SynXは、製造業、建設業、金融業など、さまざまな業界で特化型のテンプレートを提供することを視野に入れています。さらに、AI技術を活用した診断にも対応範囲を拡大する計画です。これにより、顧客と共に見えないリスクに立ち向かい、より強靭でしなやかな社会インフラを構築することに貢献していく所存です。
お問い合わせ
このサービスに関する詳細や報道関係者からのお問い合わせは、株式会社SynXの広報部門までお願い致します。電話番号:03-6869-4510、メール:
[email protected]、URL:
https://www.synx.co.jp。