親子で命を守る
2025-10-28 15:35:24
「着衣泳たいけん」で親子が命を守る力を育むイベント開催
親子で学ぶ!着衣泳たいけんイベント開催
2025年10月26日、川崎市宮前区のサギヌマスイミングクラブ鷺沼で、「泳げない子をなくそうプロジェクト」の一環として、溺水防止イベントが開催されました。活動の名は『親子で学ぶ!着衣泳たいけん!』。これに参加したのは、24組の親子、総勢48名です。
このイベントの目的は、実際に服を着たまま水に落ちた時の行動を学ぶことです。冒頭では、座学で水辺に潜む危険を映像を通して学び、安全な行動を身につける重要性が語られました。その後、親子はプールで実際に着衣泳を体験します。
実際に水に入ってみる
参加者は服を着た状態でプールに入り、浮く感覚を感じ取りました。「服を着ていても落ち着いて浮いて待つことがとても大切」と学ぶ中で、驚きに満ちた表情が印象的でした。さらに岸に近い状態での泳ぎ方や注意点を親子で確認し合いながら、真剣な表情の中に笑顔も見られる温かい雰囲気が漂いました。
参加者の声
イベント後には多くの参加者が感想を寄せました。「親子で共に学べる貴重な体験ができた。」「服を着たままでも浮けるということを知って驚いた。」といった声が聞かれ、家族での共有が大切であることを再確認されたようです。一方で、「水に慣れることがいかに重要か感じた」と話す姿からは、子どもたちの心にしっかりと残った様子が伺えました。
判断力と行動力を育む
このイベントは、ただ「泳げるようになる」ことだけではなく、「危険を察知し、安全に行動できる力」を育むことがその趣旨です。近年、小学校での水泳授業が減少しつつある中、子どもたちが水に触れる機会はますます少なくなっています。そうした中での活動は、今後の安全意識を高めるためにも必要不可欠です。
また、11月5日の「世界津波の日」に関連させて防災教育の一環としても位置付けられています。いざという時に必要な判断力や行動力を育むことは、子どもたちの未来を守るための重要なステップと言えるでしょう。
イベントの概要
この「親子で学ぶ!着衣泳たいけん!」イベントは、サギヌマスイミングクラブの主催で川崎市教育委員会の後援を受けています。参加対象は小学生以上の子どもたちとその保護者で、様々な知識と体験を通じて安全意識を高める貴重な時間が提供されました。イベントの進行中は、親子で協力し学ぶ姿勢が見られ、地域の絆も深まったようです。
参加者たちが安全への理解をより深め、今後水辺での事故を減らすことが願われています。親子そろって参加することで、楽しみながら命を守る力を育むこのイベントの意義は、多くの人々に伝わることでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社エスアンドエフ
- 住所
- 電話番号
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