CloudTriage QoEサービスのリニューアル
近年、ITシステムのパフォーマンス向上が多くの企業で求められています。特に、システムの利用者体感品質を正確に測定することは、企業の競争力を左右する重要な要素となっています。その中で、テリロジーが提供するCloudTriage QoE(Quality of Experience)サービスのリニューアルが話題となっています。
CloudTriage QoEサービスとは
CloudTriage QoEサービスは、従来のシステム監視と異なり、利用者が実際に感じるパフォーマンスをデータやグラフで示します。これにより、利用者の満足度や利用頻度の向上をサポートし、ひいては売上の増加や機会損失の回避にも寄与します。プロセス全体を通じて、このサービスはITシステムの利用者視点に立った品質向上を実現します。
リニューアルの背景
今回のリニューアルでは、システム利用者と同じ操作を自動的に記録する「Emulationエージェント」に特に焦点を当てられています。このクライアントソフトウェアは、従来の機能を更に進化させることで、利用者が求めるパフォーマンス測定の精度を高めています。すなわち、使いやすさを向上させただけではなく、データの送受信速度に依存するのではなく、視覚的なパフォーマンスを測定できるという新たな指標が加わりました。
新機能の詳細
新しいEmulationエージェントには、以下のような特徴があります。
- - 直感的な操作性:録画ボタンを押すだけで、利用者の操作を簡単に記録できます。この直感的な操作は、多くのユーザーに受け入れられ、利用の敷居を下げています。
- - 設定ファイルの複製機能:記録した設定ファイルを別のパソコンへ複製できるため、チーム内での利用が容易です。この機能は、多様な業務環境に対する柔軟な対応を可能にします。
- - 幅広いアプリケーション対応:従来同様、あらゆるアプリケーションで利用可能です。画像認識方式を用いたレスポンスタイムの測定ができるため、どのようなシステム環境でも対応できる点が大きな強みです。
- - 日本語インターフェイスの導入:ユーザーがより利用しやすいように、日本語でのインターフェイスを実現しました。これにより、国外の顧客だけでなく、国内でも広く使われることを期待されています。
サービスの利用と価格
CloudTriage QoEサービスは、月額利用料160,000円からと、企業にとって導入しやすいプランを提供しています。さらに、詳細な問い合わせはテリロジーのビジネスイノベーション部門まで行えます。
株式会社テリロジーについて
テリロジーは1989年に設立され、エンタープライズLAN/WAN、ブロードバンド、セキュリティ、ネットワーク管理など、幅広いソリューションを提供しています。多くの大企業や通信業者との取引の実績があり、経験豊富なネットワークインテグレーターとして評価されています。
技術が進化する中で、テリロジーが提供するCloudTriage QoEサービスのリニューアルは、企業にとってさらなるデジタル体験の向上をもたらすものとなるでしょう。より快適なIT環境を実現するために、この新しいサービスの活用が期待されています。
詳細情報は
こちらをご覧ください。