愛媛県西条市に9名のALT講師、新たな英語教育のスタート

愛媛県西条市に新たなALT講師派遣

愛媛県の西条市において、2024年9月から新たに9名のALT（外国語指導助手）講師がフィリピンから派遣され、地域の小中学校で英語教育が始まります。この取り組みは、株式会社アチーブゴールの協力により実現し、子供たちの英語力強化を目指しています。

背景

西条市は、市民アンケートや学力テストの結果から、英語に好感を持つ子供が全国平均よりも多い一方、英語の成績はやや低いという現状が浮かび上がりました。この課題を受けて、教育委員会は数年前から、英語の習熟度を向上させるための方策を模索してきました。この中で、アチーブゴールによるALT講師派遣の提案が採用されたのです。

パートナーシップの形成

アチーブゴールは、2024年7月に西条市とフィリピン・ナガ市との間でパートナー協定を締結し、英語教育の専門家を派遣する仕組みを整えました。この協定により、講師たちは実績のある英語指導者として、生徒たちに質の高い教育を提供します。

アチーブゴールのALT講師は、単に学校に配置されるだけでなく、講師の生活支援や、定期的なレッスン評価といった全面的なサポートが行われます。これにより、初めての試みでも安心して講師を迎えることができます。

講師の特徴

派遣される9名の講師は、全てフィリピンの小学校や語学学校で豊かな指導経験を持つ方々です。厳格な選考プロセスを経て、英語の発音やTOEICスコア、容姿、性格、指導歴の全てで合格した講師たちが、生徒たちの英語力向上をサポートします。

開始された授業と子供たちの反応

授業が始まった9月には、子供たちから「講師が優しくて英語が好きになった！」という声や、「もっとコミュニケーションをとれるようになりたい！」という嬉しいフィードバックが寄せられています。このような反応は、英語学習へのモチベーション向上にも繋がっており、今後の英検合格率向上にも寄与することが期待されています。