近畿大学の学生ラーメン店「近大をすすらんか。」海外出店に挑戦
近畿大学の楽しい取り組みの一環として運営されているラーメン店「近大をすすらんか。」は、海外進出の夢を実現するため、クラウドファンディングを開始します。このプロジェクトは、令和8年(2026年)8月から9月にかけて、タイ、インドネシア、アメリカにて初めてのポップアップ店舗を展開するものです。五代目店主である齊藤玲央さんが、海外店舗の運営に挑む姿が注目されています。
学生による飲食店経営のプロジェクト
「近大をすすらんか。」は、近畿大学が2021年に始めた学生飲食店起業支援プロジェクト「KINDAI Ramen Venture」という一環です。このプログラムでは、学生がラーメン店を自ら経営することで、起業や店舗運営の実務を学びます。齊藤さんは四代目店主の選考で一度は落選しましたが、彼の熱意は消えませんでした。そこでオーストラリアのブリスベンでワーキング・ホリデー制度を活用し、現地のラーメン店で働きながら日本のラーメン文化について学んで帰ってきました。
海外出店の実現
齊藤さんは、五代目店主の選考会に再挑戦した際に「海外出店」を計画に盛り込み、その行動力と意欲が評価され、見事に店主に選出されました。そして、これが実現に向けた大きな一歩となります。関係者や地域の人々が支援する中、タイ・バンコク、インドネシア・ジャカルタ、アメリカ・ボストンの3都市でポップアップ店舗を開くことになりました。アメリカでは、近大OBである大西益央氏が運営する「Tsurumen Davis」との協力により、店舗展開が実現します。
行き先の詳細
- - タイ・バンコク:出店予定日は2026年8月20日から9月2日まで。MITSUKOSHI DEPACHIKA(One Bangkok地下1階)で、販売するのは「近大まぜそば(価格:349バーツ)」です。
- - インドネシア・ジャカルタ:2026年9月5日から6日まで、Menya Beastにて同じく「近大まぜそば(価格:120,000インドネシアルピア)」を販売します。
- - アメリカ・ボストン:2026年9月21日から23日までの出店が予定されており、「近大まぜそば(20ドル)」と「汁なし麻辣担(22ドル)」がメニューに登場します。
クラウドファンディングの実施
この挑戦に必要な費用を集めるため、CAMPFIREを利用したクラウドファンディングが行われます。目標金額は100万円。資金の使い道は海外出店の渡航費、宿泊費、運営費、食材などの必要経費を含む約300万円が見込まれています。プロジェクトは、2026年7月10日から8月10日まで募集を行います。「融資金が目標に達しない場合も支援金を受け取り、計画を実行するAll-in方式」が採用されます。
齊藤玲央さんのコメント
齊藤さんは「国内で培った商品開発や店舗運営の力が海外でどこまで通用するのか、その力を試す挑戦です。この挑戦が次代の学生たちへの足がかりになればと思います」と語っています。このプロジェクトは、飲食業界における学生の挑戦として非常に意義深いものです。
終わりに
学生が経営するラーメン店が、今後の飲食業界に与える影響と、その挑戦について多くの人々が注目しています。近畿大学の取り組みが、未来の学生たちにもインスピレーションを与えることを期待しています。これからの展開が楽しみです。