キューライスの新作絵本『シカしかいない』登場
2024年8月20日、絵本作家のキューライスによる新たな作品『シカしかいない』が株式会社白泉社から発売されます。この絵本は、見る者を惹きつける独特の魅力に満ちており、公園や銭湯、さらにはレストランまで、どこを見渡してもシカがいるという不思議な世界観が展開されます。探し絵のようにページをひらくたびに、さらに多くのシカたちが待ち受けていることでしょう。
絵本の魅力
本作は、そのタイトルが示す通り「シカしかいない」というシュールな設定ですが、単にシカが数多く描かれているだけでなく、絵本を手にする読者に思わず笑みを浮かべさせるようなユーモアが散りばめられています。そのため、子どもだけでなく大人にとっても楽しめる内容となっています。ページをめくるごとに、可愛らしいシカたちがさまざまなシチュエーションで描かれているので、見逃さないよう注意が必要です。この絵本を通じて、私たちの日常の中に潜む気づきを得られることでしょう。
奈良限定の特典
また、奈良県にある一部の書店では、『シカしかいない』のために描き下ろされた奈良限定のPOPも登場します。このPOPには、シカがシカにせんべいを与える姿が描かれており、見るだけで思わずニヤリとしてしまうシュールな風景が楽しめます。これは、奈良のシンボルでもあるシカと、絵本を結びつける素晴らしい試みです。
特大ポスターの掲出
さらに、絵本の発売に合わせて特大ポスターも掲出されます。掲出場所は、近鉄奈良駅の東改札前と、近鉄大阪難波駅の西改札側で、掲出期間は8月20日から8月26日までの1週間です。ポスターでは、作品の世界観が広がり、訪れる人々に強い印象を与えます。しかし、駅の構内に掲出されているため、入場券や乗車券が必要ですので、訪れる方は注意が必要です。撮影を行う際も周囲の方々への配慮を忘れずに。
キューライスについて
著者であるキューライスは、1985年に栃木県で生まれ、東京造形大学のアニメーション専攻を卒業。その後、漫画家やイラストレーター、アニメーション作家として多岐にわたる活動を展開しています。これまでの代表的な作品には、『ネコノヒー』や『スキウサギ』などがあり、絵本の分野でも高く評価されています。最近では『ニンジンジン』が第4回TSUTAYAえほん大賞で8位にランクインし、また第16回MOE絵本屋さん大賞2023では10位という実績も残しています。
キューライスの最新作『シカしかいない』は、その独自の視点と表現力で、また新たな一ページを絵本の世界に刻むことでしょう。この作品の魅力を是非体感してください。