朝読に最適!「NHK国際放送が選んだ日本の名作」シリーズの魅力
近年、多くの学校で導入されている「朝読」時間。この時間に子どもたちが自由に本を読むことが求められています。特に、進学や進級のシーズンが近づく春には、親たちがどの本を選ぶべきか迷うことも多いでしょう。そんな中で注目を集めているのが、双葉文庫から刊行されている「NHK国際放送が選んだ日本の名作」シリーズ、通称「1日10分」シリーズです。
このシリーズは現在、第4弾まで出版されており、全作が新しい帯で登場しています。それぞれの巻には、多様な作家による短編が収められており、全体で42作、28名の作家の作品を楽しむことができます。特に、朝読にぴったりの内容となっており、小学校高学年の子どもたちから中学生まで、手軽に楽しめる作りになっています。
シリーズの内容
特におすすめの4冊は以下の通りです。
1.
「1日10分のしあわせ」
著者: 朝井リョウ、石田衣良、他
2.
「1日10分のごほうび」
著者: 赤川次郎、江國香織、他
3.
「1日10分のぜいたく」
著者: あさのあつこ、いしいしんじ、他
4.
「1日10分のときめき」
著者: 石田衣良、恩田陸、他
それぞれの作品は、短いながらも心に響くストーリーです。特に、普段読書に苦手意識を持つお子さんにとっては、短編なので気軽に手を伸ばすことができます。また、作品の内容は、日本文化や家族の形を描いたものが多く、新しい発見につながるでしょう。
読書を通じて得るもの
このシリーズの最も大きな魅力は、親子で一緒に楽しむことができ、感想を共有しあえる点です。「しあわせ」「ごほうび」「ぜいたく」「ときめき」といったテーマに基づいた短編を読むことで、お子さんは読書を通じて様々な気持ちを味わえます。学校での一日を素敵にスタートさせるために、ぜひこのシリーズを活用してみてください。
おわりに
もし、お子さんが読書にあまり興味を示さない場合でも、各短編が短く構成されているため、ページをめくるハードルが低くなっています。気に入った短編の作家がいた場合、その作家の他の作品に挑戦するきっかけにもなります。朝の10分が、読書を通じた特別な時間に変わること間違いなし。この機会にぜひ【NHK国際放送が選んだ日本の名作】シリーズを手に取ってみてください。
なお、各巻の詳細情報は以下に記載です。
発売日: 2019年7月11日
定価: 560円
ISBN: 9784575522402
発売日: 2020年3月12日
定価: 616円
ISBN: 9784575523287
発売日: 2020年10月15日
定価: 616円
ISBN: 9784575524079
発売日: 2024年2月14日
定価: 660円
ISBN: 9784575527261
この素晴らしい短編アンソロジーで、親子の読書体験をさらに豊かにしてみませんか?