三和建設が高校生に建設業の魅力を伝える現場見学会
2023年12月5日、大阪府で三和建設株式会社が主催する高校生向けの現場見学会が開催されました。この企画は、一般社団法人大阪建設業協会の主導により行われ、建設系学科に在籍する高校生を対象にしています。目的は、実際の建設現場を見学することで、建設業に対する興味と関心を深め、同業界への入職を促進することにあります。
見学会の狙い
近年、高校生の就職活動は短期間に集中して行われ、企業や仕事内容を深く理解するのは難しいという実情があります。また、多くの学生は学校の推薦を受けて就職先を決定するため、個々のキャリアビジョンを描くのが難しさを伴います。このような背景から、学生と企業のミスマッチが起こりやすく、結果として早期離職につながることが多いと言われています。だからこそ、実際の建設現場を訪れ、その雰囲気や業務内容を肌で感じることが重要視されています。
限りある時間内での学び
当日は堺市立堺高等学校の建築インテリア創造科の2年生39名が参加。初めに工事の概要と施工管理の仕事について説明を受け、その後は3つの班に分かれて現場見学を実施しました。高校生たちにとって初めて目にする工具や工事車両の数々に興味津々で、次々に質問が寄せられました。「これは何ですか?」「どのように使うのですか?」などの問いに、所員たちは自らの業務体験を交えつつ、日常の生活の中で彼らが知っている建物に例えながら説明を行います。そのことで、学生たちの建設業への理解が一層深まる結果となりました。
職業体験の一環として
見学後の質疑応答では、現場監督のやりがいや必要な資格、プライベートの楽しみ、さらには女性の現場監督に関する経験談など、実際の仕事を想像させる質問が飛び交いました。これにより参加者は、将来の職業像やキャリアに対する具体的なイメージを持つことができたのではないでしょうか。
参加者の声
見学を終えた生徒たちは、「学校で学ぶ内容だけでは分からないことが多く、実際に見ることで楽しかった」との声や、「いろいろな話を聞くことで、少しでもやってみたいという気持ちが湧いてきた」といった感想を寄せました。また、現場で先輩社員から直接話を聞くことで、この業界への理解が深まったと考えられます。
今後の展望
三和建設は、このような現場見学会を通じて、働く人々の姿や話を直接見ることで、建設業の楽しさや社会への貢献、ものづくりの魅力を感じてもらいたいと考えています。今後も一人でも多くの学生や生徒が建設業に関心を持ち、職業を選択する機会を提供していくことでしょう。
会社概要
- - 商号: 三和建設株式会社
- - 代表者: 代表取締役社長 森本尚孝
- - 所在地: 大阪府大阪市淀川区木川西2丁目2番5号
- - 設立: 1947年5月
- - 事業内容: 総合建設業
- - 資本金: 一億円
- - URL: 三和建設株式会社
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