FC大阪、大嶽直人監督退任の知らせ
大阪府東大阪市を拠点とするJ3リーグのFC大阪は、2025年8月31日をもって大嶽直人監督との契約を解除することが決まったと発表しました。この決定は両者の合意に基づいて行われ、今後はトップチームのヘッドコーチである藪田光教氏が暫定的に指揮を執ることになります。
大嶽直人監督のキャリア
大嶽監督は、1968年10月18日生まれで、静岡県出身の経験豊富な指導者です。彼はJFA Proライセンスを取得し、選手としての経歴も持ちながら多くのクラブで指導者として活躍してきました。特に、京都サンガF.C.や横浜F・マリノスなどでの指導経験が豊富で、また日本代表としてもプレーした実績があります。
彼がFC大阪の指揮を執ったのは2024年からで、昨シーズンにはクラブ史上初のプレーオフ進出を達成しています。しかし、今シーズンは結果がついてこず、リーグ戦再開後は勝利に恵まれない状況が続いていました。
監督退任のコメント
大嶽監督は、退任にあたり「FC大阪への温かいご声援と多大なる支援に感謝申し上げます。リーグ戦再開後、勝利できずに責任を感じており、これまでクラブに関わった皆様と共に戦えたことを心より感謝しています」と述べました。
藪田光教ヘッドコーチの就任
藪田光教ヘッドコーチは1976年5月2日生まれの神奈川県出身です。彼もJFA Proライセンスを保持し、選手時代にはヴェルディ川崎やヴィッセル神戸などで活躍しました。その後は指導者としての道を歩み、横浜FCや東京ヴェルディでの豊富な経験を積んでいます。
藪田コーチは「新たな体制でFC大阪の目標達成に向け、全力で戦っていきます」とコメントしており、クラブのさらなる発展を期待されています。
近藤社長のコメント
FC大阪の代表取締役社長、近藤祐輔氏は「大嶽監督との契約解除に至ったことは残念ですが、クラブとして『優勝』を目指す中でこの判断が必要とされました。これまでのご尽力に深く感謝し、引き続き全力で目標に向けて進んでいく所存です」と述べ、クラブの今後の方針について明かしました。
あなたの応援が必要です
FC大阪はこれから新しい体制で目標達成に向けて挑戦していきます。今後の試合での選手たちの活躍にご期待ください。そして、引き続きの温かいご声援をお願い申し上げます。