カヤックのWebtoon事業
2022-04-05 10:00:13
カヤックアキバスタジオが挑む!Webtoon事業の新境地とその未来
カヤックアキバスタジオがWebtoon事業に参入
株式会社カヤックアキバスタジオは、2022年4月5日よりWebtoon(ウェブトゥーン)事業への参入を発表しました。Webtoonとは、韓国で誕生し、縦読みかつフルカラーのオンラインコミックとして、世界的に人気を博しているジャンルです。日本国内でもさまざまな企業がこの市場に続々と参入している中、カヤックアキバスタジオの挑戦が注目されています。
Webtoon市場の成長予測
グローバルインフォメーションのデータによると、2020年のWebtoon市場規模は23億390万米ドルに上り、2021年から2027年にかけては年平均29.9%の成長が見込まれています。このため、2027年には164億5,000万米ドルに達すると予測されています。このような市場の成長により、多くの企業が参入し、Webtoonの人気が高まり続けています。
これまでの業績と経験
カヤックアキバスタジオは、東京の秋葉原を拠点とし、ゲームやXR(拡張現実)、CGアニメにおいて多くのコンテンツを手掛けてきました。これまでの実績には、家庭用ゲームやスマートフォン向けゲームの企画開発、Meta社の「ベストオブ2021年 日本版」に選出されたVRアニメ「からかい上手の高木さんVR」シリーズの開発、映画「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」のCGカット制作などがあります。これらの経験を活かし、Webtoon事業でも高いクオリティのコンテンツを提供することを目指しています。
Webtoon事業の方針
今後、カヤックアキバスタジオは、日本のクリエイティブを世界に発信することを目指し、スマホに最適化した新しい漫画表現の追求に取り組んでいきます。特に、Webtoon作品において生まれる独特な表現や描写方法を駆使し、多様なファンエンゲージメントを提供することで、ゲームやアニメなど、さまざまな形態のエンターテイメントとの相互作用を図ります。
責任者の言葉
Webtoon事業責任者の戸塚翔三氏は、「日本の漫画文化は長い歴史の中で数多くの素晴らしい作品を生み出してきた。その中で、Webtoonはまだ新たな可能性を秘めた成長分野であり、私たちカヤックアキバスタジオは、秋葉原を拠点に新しいクリエイティブを発信していきたい」とコメントしました。
今後の展望
カヤックアキバスタジオは、IP関連のさまざまな企画や制作を行うことで、Webtoon市場での存在感を高めていく予定です。ゲーム・アニメ・漫画の各分野での融合を目指し、ファンとのつながりを深める開発会社となることを目指しています。これからも多くの新しい挑戦が続き、カヤックアキバスタジオがどのように成長を遂げていくのか、その動向に注目です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社カヤックアキバスタジオ
- 住所
- 東京都千代田区外神田1-8-13NREG秋葉原ビル1F
- 電話番号
-
03-6206-9773