「RAW SKOOL」がスタート!
東京都杉並区に位置する特定非営利活動法人Street Culture Rights(SCR)が、新たにコミュニティプロジェクト「RAW SKOOL」を本格始動させました。このプロジェクトの目指すものは、ストリートカルチャーを通じた地域及び国際交流の促進です。
ストリートカルチャーの力
ストリートカルチャーには、スケートボードやストリートダンスなど、世界中で人々を結びつけるユニークな魅力があります。これらの文化は、教育や地域社会での貢献が年々高まってきており、多くの国で多様な交流の場として機能しています。
「RAW SKOOL」は、国際交流を重視したプログラムを展開しており、そのキーワードは「EXPERIENCE & COMMUNITY」です。特に青少年に向け、クリエイティブでグローバルな交流体験の提供を目指しています。
プロジェクトの概要
「RAW SKOOL」では、さまざまな活動内容を通じて地域と国際的なつながりを強化していく予定です。具体的には以下のような内容が挙げられます:
1. ワークショップ「RAW SKOOL Lab.」
地域の学校やイベントで、ブレイクダンスをはじめとするワークショップを無償で実施します。この場では、海外のトッププレイヤーたちと青少年が直接交流できる機会を設け、リアルな体験を提供します。
2. イベント「RAW SKOOL JAM」
不定期で開催されるこのイベントでは、海外のトッププレイヤーを招き、国際交流の場とします。ストリートカルチャーの魅力を存分に体感できるイベントとなることでしょう。
3. 海外派遣プログラム「RAW SKOOL MILESTONE」
無償で海外のコミュニティを体験する機会を提供します。参加者はホームステイを通じ、現地の文化や言語を学びながら、国際的な視野を広げることができます。これにより学習意欲や向上意欲を高めることを目的としています。
具体例:大坂からラスベガスへ
「RAW SKOOL MILESTONE」の第1弾として、大阪出身の若きダンサー、半井重幸君(10歳)と彼の姉、彩弥さん(14歳)がラスベガスで開催される全米大会へ無償で派遣されます。このプロジェクトでは、二人は現地のトップダンサーの家庭で過ごし、英語での生活やコミュニティ体験を行う計画です。これにより、ストリートカルチャーの真髄を肌で感じる貴重な機会となるでしょう。
未来の展望
2023年度内には、3名の無料海外派遣を予定しています。また、「RAW SKOOL」ではワークショップ実施校や活動を支援してくださる企業や団体も募集しています。日本において前例がない、ストリートカルチャーを基盤としたソーシャルアクションにぜひご注目ください。
まとめ
ストリートカルチャーは、ただの遊びや表現方法にとどまらず、教育や国際交流を実現する強力なツールです。「RAW SKOOL」はその一例であり、未来の世代がより広い視野を持つための架け橋となることを期待します。詳細については、公式サイトやSNSをぜひご覧ください。