『地域創生』をミッションに掲げる、三洋住宅株式会社がORINAS GROUPとしてリブランディング

和歌山発、地域創生をミッションに掲げる企業、ORINAS GROUP誕生

和歌山県有田郡に拠点を置く三洋住宅株式会社が、創立50周年を迎え、新たなブランド「ORINAS GROUP」として生まれ変わりました。単なる住宅建築会社としての枠を超え、『地域創生』という、非常に意義深いブランドミッションを掲げる同社の取り組みについてご紹介します。

なぜ『地域創生』なのか？

多くの企業が「お客様の暮らしを豊かにする」「快適な住環境を提供する」といったミッションを掲げる中、三洋住宅はあえて「地域創生」という壮大な目標を掲げました。代表取締役の上野山氏によると、個人の暮らしの豊かさは、地域全体の活性化があってこそ実現すると考えているからです。

上野山氏は、有田郡の自然やそこに暮らす人々への深い愛着を語ります。しかし同時に、地域住民が日常生活を送る上で不便さを感じている現状も認めています。娯楽施設や商業施設の不足、交通の不便さなど、地域活性化の課題は数多く存在するのです。

「地域創生」というミッションは、そうした課題への明確な答えを示すものです。「この地域で生きてよかった」と住民が感じられるような環境づくりこそ、企業の使命だと上野山氏は考えています。それは、顧客である住宅購入者だけにとどまらず、地域社会全体を対象とした、広い視野を持った取り組みです。

新たなブランドスローガンとロゴデザイン

ORINAS GROUPは、ブランドスローガンとして「この地域で暮らすこたえがある」を掲げています。住宅建築やリフォーム、土地販売といった事業を通じて、顧客一人ひとりのニーズに合わせた最適なソリューションを提供することを目指しています。

リブランディングに伴い、ロゴも一新されました。シンボルマークは、地域、顧客、ORINAS GROUPの3つの想いを織りなす鞠をモチーフにデザインされています。それぞれの要素を表す色（地域：えんじ、顧客：黄、ORINAS：白）と、長寿を象徴する亀甲網代の柄が用いられ、地域社会に長く貢献していくという企業理念が表現されています。