大丸梅田店でサステナブルな未来を育む「Relight」イベント開催

大丸梅田店で「Relight」イベント開催

2025年8月27日から9月30日まで、大丸梅田店では特別なイベントが展開されます。テーマは「Relight（リライト）」。この期間中、さまざまなサステナブルな取り組みを通じて、廃棄される運命にあるものたちに再び光を当て、新しい価値を創造することを目指します。

サステナビリティへの取り組み

イベントのコンセプトは、リメイク、リサイクル、リデュース、もったいないという観点から捉えられたもの。特に、廃棄される予定の花々に新しい命を吹き込む「ロスフラワー®」の展示やプレゼント企画が注目を集めます。花農家や式場から提供される花々を、フラワーサイクリストたちが再利用し、空間装飾に利用する取り組みです。

ロスフラワー®の魅力

ロスフラワー®とは、美しさが残るにもかかわらず廃棄される花のことです。これを展示し、抽選で100名様にプレゼントする企画が開催中です。期間中、大丸梅田店で税込5,500円以上のお買い物をすることで応募可能です。このような取り組みを通じて、廃棄花の少ない生活文化を促進し、地域に独自の花の文化を育む試みがされています。

古着の再生「再倖築」POPUPショップ

9月10日からは、1階においてクリエイターチーム「再倖築」が初登場。古着をリメイクして新しいファッションアイテムを生み出す試みによって、ユニークなデザインが流行中。このプロジェクトでは、古着を芸術作品のように変化させることで、ファッション業界における新しいスタイルの提案を行っています。また、「再倖築」は、昨年のパリ・ファッションウィークにも参加し、その独創的な作品が多くの注目を集めました。

アート作品の展示

3階では「ワイントップアート」が展示され、廃棄予定のワインのフタやコルクを素材にした動物の立体作品が紹介されています。また、マニキュアアートのChikako adachiによる作品も展示中で、廃棄されるマニキュアを使った作品が新たな形をそれぞれ持っています。使わないマニキュアの回収も行っており、皆さんの参加が期待されています。

サステナブル料理の紹介

さらに、地元の食材を生かした料理提案も充実しています。例えば、農場で出荷できない規格外の野菜を利用したサラダボウルや、あじフライを作る際の副産物を使用したあじ骨せんべいが提供されています。無駄を減らしつつ、よりおいしい料理を楽しむ姿勢が色濃く反映されています。

アクセサリーのサステナビリティ

アクセサリーコーナーでは、廃材を利用したジュエリーも展開。アクリルを原料にしたサステナブルジュエリー、電子機器のリサイクルメタルを用いた作品、新たに生まれたクリスタルのコレクションが揃います。これらの作品は、地球環境への配慮はもちろん、革新的なデザインを持つものばかりです。

終わりに

大丸梅田店は、2025年に開催される大阪・関西万博に向け、より多くの方々にサステナブルな取り組みを知っていただくことを目指しています。テーマ「Relight」に沿って、皆さまにも新しい価値の見出し方を提案しています。この機会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。新たな価値に触れ、未来を育むサステナブルな活動に参加するチャンスです。