令和ロマン・くるまが挑んだバングラデシュ縦断の過酷な旅とは
新たな形のバラエティ番組「世界の果てに、くるま置いてきた」第6回が、2025年11月2日に放送されました。本番組は、著名人が遥か彼方の地へ置き去りにされ、さまざまな体験を通じて「旅の意味」を見つめなおす作品です。過去には、実業家の西村博之や俳優の東出昌大がアフリカや南米横断に挑んできました。
くるまの過酷な旅が始まる
今回の旅の主役は、お笑いコンビ・令和ロマンのくるま。彼らにとってはほぼ初めての海外旅行で、南アジアを陸路移動するという新たな挑戦が待っています。この回では、バングラデシュの北部都市・ボグラに向かう途中の出来事が描かれ、彼らの苦難がリアルに映し出されます。
三輪タクシーで移動中、急にお腹の痛みを訴えたくるま。このピンチに、食べ物を試すディレクター・大前健太が実を結ぶことになりますが、バスが渋滞の中で約3時間も動かず、状態が悪化。痛みに耐えるくるまの姿は、観ている視聴者にとっても切実でした。ようやくのことでボグラに到着した彼らは、「奮発した宿」と称する高級ホテルを予約していました。
高級ホテルで元気を取り戻す
ボグラのホテル・モモインに到着すると、その豪華さにくるまの表情は一変。想像以上の設備に大興奮し、「何ここ!?」と感激します。金色の装飾が施されたエレベーターや、ポーターの存在にも驚きを隠せない様子でした。ディレクターが「ここはいくら?」と尋ねると、くるまは「1泊約1万6250円」と返答。過酷な旅のテーマを重く受け止めつつ、ディレクターの困惑した表情が印象的でした。
夕食を巡るディスカッション
ディナーでは、レストランを提案するくるまと、ストリートフードを勧めるディレクターが対立します。「モモインから出ない」と主張するくるまに、ディレクターは「深いバングラデシュを見せたい」と反論。しかし、くるまは自身の見解を述べ、旅番組の表現に対する疑問を呈する場面もありました。彼は、「偏向報道と感じる」とし、バングラデシュをもっと多角的に見てほしいと強調します。
結末と今後の展開
くるまがホテルでの滞在を喜ぶ姿とは裏腹に、ディレクターは「難しいロケですね…」と複雑な心境を打ち明けます。彼らの間に生まれた意見の食い違いが、今後の旅にどのような影響を与えるのか。視聴者にとっても魅力的なこのドキュメンタリーシリーズは、じっくりとその真意を観察する必要があります。
この放送は、放送後7日間見逃し視聴が可能です。自身でその体験を追体験し、彼らの旅を楽しく見守りましょう。番組とその詳細は、ABEMA公式ページでご確認できます。お楽しみに!