自動搬送サービス導入
2025-01-08 11:35:55

株式会社eve autonomyの自動搬送サービスが日立ビルシステムに導入

株式会社eve autonomy(イブ・オートノミー)が開発した自動搬送サービス「eve auto」が、株式会社日立ビルシステム水戸事業所に導入され、その成果が公式サイトに公開されました。 この導入の目的は、エレベーターやエスカレーターの部品など大型商品をトラックで搬送する従来の方法からコストを削減することです。具体的には、トラックの運用費用やフォークリフト運転者の人件費を抑えることを目指しました。

日立ビルシステム水戸事業所では、これまではトラックとフォークリフトを用いて部品の搬送を行っていましたが、その結果として発生していた多くのコストが問題視されていました。そこで、eve autoを導入し、一台のトラックと一台のフォークリフト、それに伴う運転者のコストを削減することに成功しました。この導入事例は、eve autoの利点だけでなく、具体的な契機や設備の連携といった詳細な使い方も紹介しています。

「eve auto」は屋外環境での自動搬送を目的としたソリューションで、特に厳しい環境での運用に耐えうる高い信頼性を誇ります。このサービスは、雨や坂道といった屋外特有の環境においても、高度な自動運転技術によって、最大1.5トンの荷物を無人で搬送することができます。実際、全国にある40以上の拠点で約70台の導入実績があることからも、その効果が実証されています。

具体的な製品スペックとしては、eve autoの最大牽引重量は1,500kg、積載重量は300kgで、全長は2,275mm、幅は1,105mm、高さは1,885mm、重さは483kgです。この自動搬送車は、手動運転時と自動運転時での最大速度が、それぞれ19km/hと10km/hです。また、最大登坂性能は無負荷時で9.6度、300kgを積載した状態では6.8度です。

安全機能としては、レーザーセンサーによる障害物検知、バンパーセンサー、緊急停止スイッチを装備しています。自動運転機能はレベル4に達しており、自律移動や交差点の横断、右左折も可能です。

さらに、柔軟な管理機能も用意されており、FMS(フリートマネジメントシステム)を通じてPCやタブレットから走行ルート設定やステータスの監視ができ、様々な設備との連携が可能になっています。自動シャッターや信号機、パトランプとの連携機能も備え!

このように、株式会社eve autonomyは「今日から自動化」を掲げ、工場や物流施設における自動運搬業務を実現すべく、高い技術力と信頼のもとでサービスを提供しています。日立ビルシステム水戸事業所での導入成功は、今後他の業界への展開をも視野に入れた大きな一歩とも言えます。


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会社情報

会社名
株式会社eve autonomy
住所
静岡県磐田市大中瀬868番地1
電話番号

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