OASIZ、新たな資金調達でTikTok動画制作を加速
短尺動画プラットフォームTikTokに特化したクリエイティブカンパニー、株式会社OASIZが、90s1号投資事業有限責任組合と株式会社ゴーイングメリーよりプレシリーズAラウンドで追加資金調達を実施しました。これにより、同社はこれまで培ってきたクライアント企業へのTikTok運用支援をさらに強化するとともに、自社IPの開発やクリエイター支援体制の構築に注力します。
50アカウント、2000本以上の動画制作実績
OASIZはこれまでに50以上の企業アカウントを運用し、2000本以上の動画コンテンツを制作してきた実績があります。平均再生回数は55万回を超えるなど、高い制作力と運用ノウハウを誇っています。今回の追加資金調達は、そうした実績をさらに発展させるための大きな転換点となります。
「クリエイター3.0」構想の実現へ
OASIZは、「クリエイターの社会的価値向上」をミッションに掲げており、「クリエイター3.0」構想を推進しています。これは、クリエイターがプラットフォームや広告主に依存することなく、自身の創造性を活かし、独立して活動できる環境を整備する取り組みです。追加資金を活用し、この構想を実現するための体制構築を加速させていきます。
90sと鈴木おさむ氏からの期待
今回の投資に際し、90s代表パートナーの国本帆高氏は、OASIZのTikTok分析力と事業成長の可能性に期待を寄せ、投資を決断したとコメントしています。また、放送作家から転身し、スタートアップファクトリー代表を務める鈴木おさむ氏も、OASIZの未来に大きな可能性を感じていると述べています。
国本氏は、OASIZが制作する縦型ショート動画の平均再生回数が55万回を超えている点に着目。TikTokの収益化機能や自社IP構想の可能性を高く評価し、投資に至ったと語っています。鈴木氏は、競争が激化するショート動画市場において、OASIZが成功を収めると確信していることを強調しました。
今後の展望
OASIZは、今回の追加資金調達を機に、自社IPの開発、クリエイターの育成、そして「クリエイター3.0」構想の実現に邁進します。TikTokを拠点としながらも、その枠にとらわれず、多様なプラットフォームへ展開していく戦略も視野に入れています。
代表取締役社長 江藤優氏のコメント
江藤社長は、「今回の資金調達は、OASIZの成長にとって大きな一歩です。投資家の方々の期待に応えるべく、クリエイターと共に、この市場をさらに盛り上げていきたい」と意気込みを語っています。
関連情報
OASIZ公式ウェブサイト: http://oasiz.org/
鈴木おさむ氏との対談記事:
https://note.com/oasiz/
この追加資金調達によって、OASIZはTikTok動画制作におけるリーディングカンパニーとしての地位をさらに強固なものにし、クリエイターエコシステムの発展に貢献していくことが期待されます。