藤村女子中学・高等学校が現校舎で最後の文化祭「藤村祭2025」を開催！

藤村女子中学・高等学校が最後の文化祭を盛大に開催

2025年9月27日と28日の2日間にわたり、東京都武蔵野市に位置する藤村女子中学・高等学校が赴きました文化祭「藤村祭2025」が行われました。この文化祭は現校舎で行われる最後のイベントとして位置づけられ、在校生・卒業生・地域の皆さんが一体となって、この特別な日を祝いました。

文化祭のテーマ「BLOOM 〜咲き誇れ、藤色の青春〜」

今年の文化祭のテーマは「BLOOM 〜咲き誇れ、藤色の青春〜」。青春の一瞬を花に例えて、それぞれの個性や成長、未来への期待を表現しました。このテーマは多くの来場者に共感を呼び、心温まる場面が数多く見られました。

ありがとう企画：アートで感謝を表す

「藤村祭2025」において特に注目されたのは、地域住民や卒業生と共に制作したアートプロジェクト「ありがとう企画」です。このプロジェクトでは、校舎の壁や廊下が巨大なキャンバスとなり、皆の思いを込めた作品が展示されました。学校創立からの歴史を振り返る「吉祥寺年表制作」も行い、地域の店舗から収集した資料やイラストが数多く展示され、地域と学校の絆を感じさせる取り組みとなりました。

ファッションショーで創造性を発揮

藤村女子中学・高等学校では、ファッションに関する取り組みとして、日本工学院八王子専門学校および国際文化理容美容専門学校との教育連携のもとでファッションショーが行われました。生徒たちは半年間の準備を経て、衣装、ヘアメイク、舞台演出までをトータルでプロデュースし、実践的な学びの場を体験しました。プロフェッショナルの技術に触れることで、生徒たちは夢に向かって大きく一歩を踏み出すことができました。

藤村女子中学・高等学校の教育理念

藤村女子中学・高等学校は1932年に創立され、吉祥寺に位置する女子校です。「多様な個性を輝かせ、熱量ある人間を育成する」ことを理念に掲げ、認知能力だけでなく非認知能力をも重視した教育方針を採っています。地域との共生を大切にした、多様な学びの場を提供しています。

この文化祭では、地域社会とのつながりを再確認し、生徒たちが自らの成長を実感できる機会となりました。現校舎での最後の文化祭を通じて、藤村女子中学・高等学校は新たなスタートに向けて、心強い一歩を踏み出したのです。