追手門学院大手前中高、10年連続世界大会出場
大阪市中央区に位置する追手門学院大手前中高等学校のロボットサイエンス部が、またもや世界の舞台に立つことが決まりました。本校の中学生チームは、8月に富山県で行われたRoboMission部門の全国大会で素晴らしい成績を収め、トルコで開催される世界大会への出場権を獲得しました。これで学校としては、ゆうに10年連続での世界大会出場の快挙です。
世界大会出場の背景
出場が決まったのは、「OTEMON NOVA」と名付けられたチームです。このチームのメンバーは、中学3年生の西原寿柾さんと日比惺士朗さん、そして中学1年生の秋山奨さんという若きロボットエンジニアたちです。彼らは全国大会での競技において、高度な技術力と柔軟な問題解決能力を駆使し、170チーム中のTop3に入賞しました。
RoboMission部門では、見立てられたフィールド上でロボットを動かし、限られた時間で与えられた課題に挑む姿勢が求められます。決められた位置にブロックを正確に運ぶミッションや、その場でプログラムして課題を解決するエクストラチャレンジがあり、選手の柔軟な発想が得点に直結します。この部門は人気が高く、最も多くの参加者が集まる競技です。
全国大会の成果
競技を通じて、日比さんと西原さん、秋山さんは、与えられた課題を計画的かつ独創的に解析して、高得点を得ました。特にエクストラチャレンジでは、他チームとは異なるアプローチで得点を上げ、見事に世界大会への切符をつかみ取ったのです。
同部にとって、RoboMission部門での世界大会出場は創立以来初めての快挙であり、生徒たちの努力と情熱が結実した瞬間でもあります。
壮行会とアップデート発表
11月6日には、10年連続の世界大会出場を祝う表彰式が行われます。この際、同部の3名メンバーによる壮行会も予定されており、彼らがトルコに持参するアップデートされたロボットも披露される予定です。
【イベント概要】
日時:2024年11月6日(水) 17:00~
場所:追手門学院大手前中・高等学校 6階大手前ホール
住所:〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前1-3-20
参加者:学校法人追手門学院 田口順一 理事長、追手門学院大手前中・高等学校 谷川譲二 副校長、ロボット・プログラミング教育・研究推進室 福田哲也 室長、部員 30名
未来への期待
追手門学院大手前中高の生徒たちにかかる期待は大きく、今後の活躍が楽しみです。彼らの挑戦は、同校の教育への情熱を象徴するものでもあり、さらなる技術の向上と創造性の発揮を期待しています。世界大会では、彼らのさらなる成長が見られることでしょう。