レコテック、サーキュラーエコノミーを加速する資金調達を完了
レコテック株式会社は、サーキュラーエコノミーを実現するデータプラットフォーム「pool」を提供している企業です。このたび、同社はプレシリーズAの資金調達をファイナルクローズしました。この調達は、Spiral Innovation Partnersを主要な投資者とし、三井住友信託銀行やHeadline Asiaなど複数の投資家が参加したことが特徴です。
資金調達の狙いと背景
RECOTECHのミッションには「世代間責任を果たす」という理念が掲げられています。この理念を実現するためには、ネイチャーポジティブな経済発展が不可欠です。現在、同社はサーキュラーサプライチェーンのデザインを支援する「pool」サービスを育成中で、その一環で資金を活用する計画です。調達した資金は、優秀な人材の獲得、組織の強化、システム開発などに注力され、これにより企業としての成長を目指します。
「pool」は、都市資源をデータ化し、回収効率を向上させつつ、製造業者と排出事業者を結びつける役割を担っています。また、リサイクル過程のトレーサビリティ情報やCO2排出量の情報も提供することで、企業のサステナビリティ戦略を強力にサポートします。
サステナビリティへの取り組み
最近の日本では、再生材の使用量や実績の報告義務化が進んでおり、RECOTECHはその動向に対応しています。このような環境の中で、サーキュラーエコノミーの推進が急務となっていますが、RECOTECHはそのリーディングカンパニーとしての立場を強化し、未来の世代に持続可能な社会を引き継ぐ責任を約束しています。
投資家からの支持
Spiral Innovation Partnersの岡氏は、「RECOTECHはプラスチック資源循環促進法の認定取得や、大手企業へのサービス提供など、順調に事業を拡大させています。」と、RECOTECHの成長を支持する姿勢を示しています。また、三井住友信託銀行の穴繁氏やHeadline Asiaの岡本氏も、RECOTECHのビジョンと事業運営への期待を寄せており、その取り組みは社会課題の解決に向けた重要な役割を担っていると評価しています。
今後の展望と採用活動
調達資金をもとに、RECOTECHは引き続きpool事業の拡大を推進し、サーキュラーエコノミーの普及に取り組んでいく予定です。さらに、これからのIPO準備を見据え、データやプロジェクトマネジメントに関する優秀な人材を広く募集しています。興味のある方は、RECOTECHの採用ページにアクセスしてください。
会社概要と連絡先
- - 社名: レコテック株式会社
- - 所在地: 東京都千代田区九段南一丁目5番6号 りそな九段ビル5階KSフロア
- - 設立: 2007年5月
- - 事業内容:
- 資源価値を終わりから始まりに変える「pool」
- 国産100%PCR材
- Circularity Design Consulting
詳細については、公式ウェブサイトや採用ページを訪れてみてください。お問い合わせがある場合は、広報担当までご連絡ください。