INNFRAが「未来X(mirai cross)DEMO DAY 2025」での受賞を発表
今年2025年2月5日、水害や地震などの自然災害を考慮したインフラ革新を目指すINNFRA株式会社が、「未来X(mirai cross)DEMO DAY 2025」にて特筆すべき受賞を果たしました。新日本空調株式会社による企業賞であるSNK賞と、資金面での間隙を埋める支援としてのGAPグラント賞を同時に獲得し、その成果が業界内外から注目を集めています。
未来X(mirai cross)DEMO DAY 2025
「未来X」は、株式会社三井住友銀行や関係企業が共同で運営しているアクセラレーションプログラムで、イノベーションを通じて新しいビジネスモデルの形成を支援するプラットフォームとして機能しています。INNFRAは、厳選されたファイナリストとして登壇し、その独自のプロジェクトを発表しました。特に、災害時に重要な役割を果たす「INNFRA Base」というコンテナ型インフラユニットの開発が評価され、期待されています。
「INNFRA Base」の特長
INNFRAが開発した「INNFRA Base」は、基準規格のコンテナ型ユニットで、設置が簡単で移動も容易です。電気と水の両方を同時に提供可能で、災害時の避難所やコミュニティセンターとして利用でき、多くの人数(最大100人規模)まで対応できます。また、IoTを活用した遠隔監視システムが搭載されており、災害発生時でも徹底した運用ができるのが魅力です。
地域社会に貢献するINNFRA
INNFRAは、山梨県の支援事業からも注目されており、「道の駅富士川」でのプロトタイプ実施に向けたプロジェクトが進行中です。さらに、地方自治体向けに避難所のインフラを強化する支援が期待されています。これによって、地域のレジリエンスが高まり、災害への備えが一層強化されるでしょう。
水循環システムの開発
加えて、INNFRAは独自の水循環システムについても技術革新を進めており、特許も取得しています。これによりエネルギー利用の効率化が図れ、持続可能な社会への貢献が期待されています。実証実験を重ねた成果もあり、効果的なソリューションを提供可能です。
将来の展望
INNFRAは、人口減少や自然災害の激化という課題に対して持続可能なインフラ技術を提供することを使命としています。観光関連市場への進出も視野に入れ、地方の経済を活性化させるプランも進めています。国の支援制度を活用したシステムや、リースなどのファイナンススキームを利用することで、地域の負担を軽減し、持続可能な発展を目指します。
会社概要
- - 社名: INNFRA株式会社
- - 設立: 2023年10月10日
- - 本社所在地: 山梨県甲府市丸の内2-2-1 CROSS500 1F
- - 八ヶ岳ラボ: 山梨県北杜市大泉町谷戸5460 オフグリッド・リビングラボ八ヶ岳
- - 代表取締役: 川島壮史
- - Webサイト: INNFRA公式サイト
このように、INNFRAは未来に向けて新たな挑戦を続けており、社会における重要な役割を果たす企業としての位置づけを確立しています。自然災害に対応する台座を築くことが、実際にどのように実現されていくのか、期待が高まります。