出産後の運動習慣についての調査結果
株式会社mamamaison & Co.が実施した調査によると、出産後に継続して運動をする女性は全体の約20%に過ぎないという実態が明らかになりました。特に、20代から50代の出産経験のある女性を対象にしたこの調査では、運動を開始するまでの時間的な障壁や、運動の種類に関して多くの興味深いデータが収集されました。
調査の背景
出産後、赤ちゃんに多くの時間を費やすことから、定期的な運動習慣を持続することが困難になることが多いと言われています。これが、運動を再開する際の大きな壁になっているのは間違いありません。株式会社mamamaison & Co.は、妊娠中や出産後のママたちを対象にしたオンラインヨガプログラム「ママニティヨガ」を提供しており、その中で見えてきた課題を調査しました。
調査概要
- - 調査期間: 2024年7月24日〜25日
- - 調査方法: インターネット調査
- - 対象者: 20代〜50代の出産経験者
- - 調査人数: 330名
調査結果の概要
1. 運動習慣を持つ女性は約2割
まず、出産後に運動習慣があるかを尋ねた結果、78.8%の女性が「いいえ」と回答し、実際に運動習慣を持っているのは約20%に留まることがわかりました。
2. 運動開始までの時間
出産後、運動を始めるまでの期間は、最も多かったのが「1年以上」で、同様に「3ヶ月未満」と答えた女性も一定数おり、出産後の運動開始は個人差が大きいことが浮き彫りになりました。
3. どのような運動を行っているのか
出産後に実施している運動としては、「ウォーキング」が54.3%、「ストレッチ」が44.3%と、比較的負荷の少ない運動が選ばれていることが確認されました。また、「筋トレ」や「ヨガ」も一定の人気がありました。
4. 運動の効果
出産後に運動を始めた女性たちからは、体力向上や見た目の変化、心理的な安定など、様々なポジティブな効果が実感されていることが分かりました。具体的には、47.1%の女性が「体力がついた」と回答しました。
5. 運動の障壁
運動を始めるにあたり、最大の障壁として挙げられたのは「時間がない」こと(52.9%)、次いで「体力がない」こと(40.0%)でした。出産後の忙しさが影響しているようです。
6. 運動実施への配慮
運動する際の注意点として、最も多かったのは「簡単な運動から始める」こと(61.4%)であり、体調に配慮しながらゆっくりと進めていることが伺えます。
まとめ
調査結果からは、出産後に運動を習慣化している女性はわずか2割であることが分かりました。多くの女性が「1年以上」運動を開始できない現状や、運動する際の時間や体力の壁は大きいものの、それを乗り越えることで体力やメンタル面での良い影響を実感していることが明らかになりました。情報の整理と理解を進めることで、地方や家庭間での出産後の運動習慣についての改善が期待されます。
株式会社mamamaison & Co.は、ママやプレママが安心して参加できるプログラムを提供することで、こうした運動習慣の定着を支援しています。詳しくは、
MAMANITY YOGA®の公式サイトをご覧ください。