MoMA DESIGN STOREでフランク・ロイド・ライトのプロダクト展が開催
MoMA DESIGN STOREでは、2012年1月26日から2月22日までの間、著名な建築家フランク・ロイド・ライトに焦点を当てた特別なプロダクト展を実施します。このイベントでは、彼の豊かなデザイン哲学を反映した約100点のアイテムが展示され、それぞれがライトの独特な美学を表現しています。
フランク・ロイド・ライトとは
フランク・ロイド・ライト(1867年〜1959年)は、アメリカの建築の巨星であり、ウィスコンシン州に生まれました。彼はル・コルビジェやミース・ファン・デル・ローエと並ぶ20世紀の三大建築家として広く認識されており、彼の作品は建築だけに留まらず、家具、照明、テキスタイル、さらには庭のデザインにまで及びます。ライトが特に有名なのは、東京の帝国ホテルやニューヨークのグッゲンハイム美術館、ペンシルバニア州にある落水荘などです。
ライトは、日本文化に深い影響を受けており、実際に彼は1912年に日本の帝国ホテルの設計に関わりました。彼のデザインスタイルは、統一感のある幾何学模様や自然と調和するオーガニックな形状が特徴であり、これらの要素は今日のジュエリーやホームアクセサリーに至るまで色濃く残っています。
プロダクト展の詳細
MoMA DESIGN STOREでのフランク・ロイド・ライトプロダクト展では、彼のデザインにインスパイアされたユニークな商品の数々が並びます。たとえば、Noritake社による復刻版の《インペリアルカップ&ソーサー》(3,150円)は、ライトが手がけた帝国ホテルのデザインを再現したものです。また、エイヴリー・クーンレイ劇場のステンドグラスをテーマにした《MoMA フランクロイドライトトランプ》(2,520円)や、ダブルタンブラーグラスに蝶モチーフを施した《MoMA バタフライタンブラー》(各1,260円)なども揃っています。
さらに、シーズンにぴったりの《MoMA シママフラー, ウォーム》(5,040円)は、ライトの愛した色合いで冬のファッションを彩り、旧帝国ホテルを模したモダンなデザインの《ACME インペリアルカードケース》(4,200円)も注目のアイテムです。《MoMA ウィンズローウッドフレーム》(3,150円)は、ライトの設計したウィリアム・ウィンズロー邸の窓のデザインを忠実に再現し、大切な写真を引き立てます。
アートとデザインの出会い
これらのプロダクトは、MoMA DESIGN STOREがフランク・ロイド・ライト財団から公式にライセンスを受けて販売するものであり、彼の設計したアイテムを生活に取り入れるまたとない機会です。各商品は、単なる装飾品にとどまらず、生活空間を豊かにし、アートを身近に感じさせる役割を果たしています。
関連情報
- - 開催期間: 2012年1月26日(木)~2012年2月22日(水)
- - 開催店舗: MoMAデザインストア(東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3F)
MoMA DESIGN STOREでは、アートを愛するすべての人に、フランク・ロイド・ライトの世界を体験できるこの貴重な機会を提供しています。日常にアートを取り入れることで、あらたなインスピレーションを得ることができることでしょう。