『曽根崎心中』舞台挨拶
2026-03-24 13:16:52

シネマ歌舞伎『曽根崎心中』完成披露上映会の熱い舞台挨拶レポート

シネマ歌舞伎『曽根崎心中』完成披露上映会



4月10日金曜日、全国54館で公開されるシネマ歌舞伎最新作『曽根崎心中』の完成披露上映会が、MOVIX京都で行われました。本作で父の坂田藤十郎と共に出演した中村鴈治郎、さらに南座公演「曽根崎心中物語」でお初や徳兵衛役を務める中村壱太郎の両名が舞台挨拶に登壇しました。会場には多くの観客が集まり、二人の熱い思いを聞くことができました。

中村鴈治郎は、「この作品がシネマ歌舞伎として上映されることを一番楽しみにしているのは、きっと父(坂田藤十郎)だと思います」と語り、感謝の気持ちを伝えました。また、壱太郎も「今日は3回目の『曽根崎心中』です(笑)。祖父の姿に感謝したいと思っています」と笑顔で挨拶しました。

祖父から受け継いだ技



壱太郎が19歳のとき、祖父から初めて受けた稽古の思い出も語りました。彼は「祖父は1400回お初を演じても、毎回初めてやる気持ちでやるんだと言っていました。私もその言葉を胸に、練習を重ねました」と明かしました。彼にとって、この役作りはとても貴重な経験であり、祖父から教わった細かな仕草や心構えは今でも大事にしています。

映像化の魅力



映画『国宝』にも関わった二人は、その舞台裏のエピソードも語ってくれました。鴈治郎曰く、「映画『国宝』に出演している横浜流星さんや吉沢亮さんは、僕らが渡したビデオを参考に役作りをしています。このシネマ歌舞伎の映像は、彼らの手本にもなっています」とのこと。これを聞いた観客は、大きな拍手を送りました。

壱太郎はシネマ歌舞伎ならではの魅力について、「音が素晴らしいです。録音はシネマ化を考慮していなかったですが、最新技術で再編集したため、音楽と竹本のバランスが良くなっています。映像も非常に美しく、細かい表情まで観ることができます」と紹介しました。これには観客も期待を寄せました。

親子の絆と優れた演技



舞台挨拶の最後には、壱太郎から「この映画がヒットすれば、再び『曽根崎心中』を舞台で観ることができると信じています。ぜひ多くの方に映画館に足を運んでもらいたいです」とのメッセージがありました。鴈治郎も「父の姿が映像として残ることが私にとって大変嬉しいです。この物語の素晴らしさを皆様に届けたい」と熱く語りました。

観客は彼らのトークに引き込まれ、最後には盛大な拍手が送られました。親子の絆を感じさせる温かい雰囲気の中、舞台挨拶は大盛況のうちに終わりました。シネマ歌舞伎『曽根崎心中』が4月10日から公開されることに、多くの期待が寄せられています。

シネマ歌舞伎『曽根崎心中』の公開情報


  • - 公開日: 2026年4月10日(金)
  • - 料金: 一般2,500円、学生・小児1,500円
  • - ムビチケ: 2,200円(いずれも税込)
  • - : 近松門左衛門
  • - 脚色・演出: 宇野信夫
  • - 出演: 坂田藤十郎、中村鴈治郎、坂東竹三郎、松本錦吾、中村亀鶴、中村芝翫、片岡我當
  • - 収録: 平成21年4月歌舞伎座公演

あらすじ


相思相愛の遊女お初と商人の徳兵衛。彼は裏切られ、名誉を傷つけられて絶望します。しかし、相手を信じるお初は、死ぬ覚悟を問うことで彼を励まします。二人は、来世での再会を誓い、曽根崎の森へと向かいます。


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会社情報

会社名
松竹株式会社
住所
東京都中央区築地4丁目1番1号 東劇ビル
電話番号

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