BOSSが「BOSS OPEN」スポンサーを2030年まで延長
ドイツ・シュトゥットガルトで毎年開催されるATPトーナメント「BOSS OPEN」。ブランドBOSSは、2025年も引き続きタイトルスポンサーとして大会をサポートすることを公表しました。さらに、2030年までのスポンサー契約の延長も決定し、今後の展開に期待が寄せられます。
この大会への支援は、HUGO BOSSの本社がある地域に対する強い思いを反映したものとなっており、ブランドの志を示す重要な取り組みです。今年の大会では、BOSSのブランドアンバサダーであり、テニスのトッププレーヤーの一人であるテイラー・フリッツ選手が、特別にデザインされたテニスカプセルコレクションを着用し、そのスタイルとパフォーマンスを披露します。
注目選手たちとの共演
大会には、アレクサンダー・ズベレフやベン・シェルトン、フェリックス・オジェ=アリアシムといった人気選手も参戦予定です。彼らとの競演は、テニスの大会としてだけでなく、ファッションイベントとしての側面も強化されることでしょう。
HUGO BOSSのCEOであるダニエル・グリーダー氏は、「BOSS OPENはただのテニス大会ではなく、私たちにとって非常に意味のあるプロジェクトであり、顧客に新たな体験を提供する目標を持っています」とコメントしました。テニスだけでなく、ファッションやライフスタイルを包含するイベント作りが期待されます。
大会の中で広がるBOSSの世界観
大会のディレクター、エドウィン・ヴァインドルファー氏は、2022年からのBOSSとのパートナーシップを通じて大会に新たな風を吹き込んできたと評価しました。最新のアイデアやファッションとライフスタイルの融合が大会を際立たせています。今年のBOSS OPENでは、特別ゲストを招くイベントも予定されています。6月14日の準決勝、15日の決勝戦では、バラエティ豊かなゲストが観客とともに大会の熱気を楽しむことができるでしょう。
さらに、6月10日にはテニスのレジェンド、ボリス・ベッカーとアンドレア・ペトコビッチがホストを務める大人気ポッドキャスト「Becker Petkovic」の公開収録も行われます。グリーダー氏やヴァインドルファー氏を招いてのトークも予定されており、ますます盛り上がりを見せそうです。
大会会場での特別な体験
BOSS OPENでは大会期間中、センターコートを含む各所にBOSSのブランディングが見られ、ボールキッズや会場スタッフもBOSSのウェアを着用します。また、観客が楽しめる様々なコンテンツが用意されています。DJが出演するエンターテインメントエリアや新しいロイヤリティプログラム「BOSS XP」を紹介するブース、さらにはBOSSのフレグランスを体験できる特設スタンドまで、BOSSの世界観を存分に楽しむことができます。
テイラー・フリッツ選手が着用するテニスカプセルコレクションは、大会会場内のBOSSポップアップストアでも購入可能です。アイテムは、BOSSのブランドロゴが入ったショーツや機能的なポロシャツ、クォータージップのTシャツ、ブラックキャップなど、パフォーマンスとスタイルが両立したものが揃っています。今年は特に、BOSS OPEN限定のアイテムもあり、公式オンラインストアや王国内のいくつかのBOSS店舗で購入できるそうです。
さらに、今年はその一環として社内ホスピタリティチームが大会のフード&ドリンクサービスを担当。著名シェフのヨハン・ラーファー氏による日替わりメニューを提供し、ホスピタリティエリアやVIPボックスでのサービスも行われます。ラーファー氏自身のライブクッキングも楽しみの一つです。
このように、BOSSは「BOSS OPEN」を通じて、テニスの枠を超えた体験を提供し、ファッションとスポーツの新しい融合を目指しています。2025年の開催を楽しみに待つとともに、BOSSの展開がどのように進んでいくのか、引き続き注目です。