コムデザイン、Salesforceとの革新的連携を発表
本日、コムデザインがSalesforce AppExchangeにおいて新しいクラウド型CTI「CT-e1/SaaS for Service Cloud Voice」を発表しました。このソリューションは、SalesforceのService Cloud Voiceとの統合を可能にし、コンタクトセンターにおける多様なチャネルの管理を一元化します。
CT-e1/SaaS for Service Cloud Voiceの概要
「CT-e1/SaaS」は、クラウド型のCTIサービスであり、これまでにも多くの企業に支持されてきました。その新たなモデルである「CT-e1/SaaS for Service Cloud Voice」は、Salesforceが提供するテレフォニー機能と連携し、お客様のビジネストランスフォーメーションを加速させる役割を担います。この統合によって、チャット、メール、電話といったさまざまなコミュニケーションチャネルがSalesforce上で統一的に管理され、情報の整合性が高まることが期待されます。
特に注目されるのは、テレフォニー機能の柔軟性です。音声認識技術を駆使し、通話内容の自動テキスト化にも対応。日本語による自然な文字起こしが可能になるため、多様な業種に応じたニーズにも応えることができます。具体的には、Advancd MediaのAmiVoiceやOpenAI社のWhisperと連携し、通話内容を即座にテキスト化する機能を提供します。
導入効果と期待される成果
このソリューションは、コンタクトセンターにとって不可欠な電話チャネルにおけるAIの活用を促進します。コムデザイン代表の寺尾憲二氏は、「この統合により、SalesforceとCTI間の高度なシステム連携が実現することに興奮しています。コンタクトセンターの会話をデータとして活用し、それが経営資源として役立つ新たな在り方を示すものです。」と語ります。
また、Salesforceの専務執行役員の浦野敦資氏も、「CT-e1/SaaS for Service Cloud Voice」のAppExchangeへの追加を歓迎し、このソリューションが日本のコンタクトセンター業界においてさらなる進展をもたらすことに期待感を示しています。彼によれば、Salesforce AppExchangeはビジネスニーズに合ったアプリケーションを提供するため、常に進化を続けているとのことです。
コムデザインの歴史と将来
コムデザインは2000年に設立され、2008年にはクラウド型CTIサービス「CT-e1/SaaS」の提供を開始しました。その後、2310社以上の企業に導入され、現在も進化を続けています。CXaaSモデルに基づいた業務支援により、今後も多くのユーザーにとって有用なサービスの提供を目指します。
この新たな取り組みにより、コムデザインは日本のテクノロジー市場における競争力をさらに強化し、より高い顧客満足の実現を目指しています。今後の展開に注目が集まります。
詳細情報や導入事例については、以下のリンクを参照してください。
コムデザイン公式サイト