伊藤レポートの真意を探る読書会開催のお知らせ
少数株ドットコム株式会社(東京都練馬区)の代表取締役会長、山中裕氏が主催の読書会を開催する運びとなりました。テーマは伊藤邦雄氏の著書『伊藤レポートの真意とは』です。この読書会では、日本のコーポレートガバナンス改革の重要な起点である「伊藤レポート」が目指すものについて考えます。
読書会の目的
本読書会は著書を通じて、伊藤レポートが提案した企業価値創造の真の意義を理解し、それに基づく実務的な課題を検討することを目的としています。このレポートは企業に対し、中長期的な価値創造、資本効率への配慮、投資家との建設的対話、取締役会の実効性向上といった方向性を強く指示しています。しかし現実には、ROE至上主義や形式的ガバナンスが蔓延しているのも事実です。
本書では、これらの誤解に対し、伊藤レポートが本来目指していた価値創造経営の思想を明解に解説しています。この内容を参加者全員で議論し、今後の日本企業にどう活用していくべきかを掘り下げていきます。
読書会の流れ
1.
書籍『伊藤レポートの真意とは』の要点解説
2.
伊藤レポートが示す問題意識の深堀り
3.
形式的ガバナンスと実効的ガバナンスの違い
4.
資本効率と企業価値の関係
5.
投資家との対話の本質
6.
日本企業および資本市場への示唆
7.
参加者同士のディスカッション
この読書会は、経営者や取締役、監査役、投資家、IR・財務・法務担当者など、企業のガバナンスに関心を持つ方々向けに開催されます。
開催概要
- - テーマ: 『伊藤レポートの真意とは』を読み解く-日本企業の持続的価値とガバナンスの核心
- - 主催: 少数株ドットコム株式会社
- - 共催: 練馬政治研究会、民事8部監視委員会
- - 開催日: 2026年1月中旬(予定)
- - 形式: Zoomオンラインセッション
- - 参加費: 無料(事前登録制)
- - 申し込み方法: [email protected] 宛に「『伊藤レポートの真意とは』読書会参加希望」と明記して申し込んでください。
講師プロフィール
今回の読書会の講師は、東京大学経済学部の総代卒業生である山中裕氏です。彼は、外国籍のファンドや投資会社を通じて多くの上場企業に投資を行い、日本におけるアクティビスト投資の先駆者として知られています。また、彼は文化や地域コミュニティを尊重しながら温泉を巡ることに情熱を持っています。このような理念が、読書会にどのように影響を与えるのかも興味深いポイントです。
株主権保護に向けて
私たち少数株ドットコム株式会社は、伊藤レポートをガバナンス改革の再点検素材として位置づけ、この読書会を通じて企業がROEや形式的対応を超えて、どの時間軸で価値を創造するのかとの根本的な問いを考える機会にしたいと考えています。読書会を通じて、参加者がこの重要なテーマに深く関わり、自社や日本企業全体にどう活用できるかを再考することを期待しています。
ぜひ、皆さまのご参加をお待ちしております。