スーパーコンピュータ「富岳」シンポジウム開催！先端研究成果を解説

スーパーコンピュータ「富岳」の最前線

2021年3月より本格運用を開始したスーパーコンピュータ「富岳」。この先進的なシステムは、科学的および社会的課題を解決するために設計されており、現在、日本はこの重要な技術を活用して新たな研究成果を生み出しています。また、文部科学省は「富岳」の成果創出加速プログラムを通じて、さまざまな領域での研究を促進しています。

シンポジウムの概要

2022年3月29日（火）、オンラインシンポジウムが開催されます。このイベントでは一般の方々が、富岳を利用した研究成果について理解できる内容で講演やポスター展示が行われます。シンポジウムの具体的な目的は、専門的な研究成果を広く一般に発信し、社会の各分野への貢献を促進することです。

参加申し込み

参加を希望される方は、以下のURLからお申し込みが可能です。
シンポジウム参加申込サイト

プログラム内容

シンポジウム当日は、「防災・減災」、「ライフ」、「材料」、「ものづくり」、「宇宙・素粒子」の5つのテーマに分かれ、富岳が用いた研究成果が紹介されます。各分野の研究者が行う講演は、科学に馴染みのない方々にも理解しやすく構成されています。日本の科学者たちによる、より安全で安心な社会の実現や、宇宙の謎を解くための新たな挑戦について、一緒に学びましょう。

「富岳」の技術的な優位性

富岳は、理化学研究所と富士通が共同で開発したスーパーコンピュータで、前世代のスパコン「京」をさらに進化させたものです。このシステムは、15万8976個の中央演算装置（CPU）を搭載し、1秒間に約44京2010兆回の計算が可能です。また、富岳は世界のスパコンランキングにおいて、4回連続で1位を獲得しており、その計算能力は世界最高水準です。