「山村氷」が大ヒット！初月売上は想定の2倍以上！さらに1,000食限定でメロン無料トッピング開始！

三重県伊勢市の有限会社山村乳業は、直営のミルクスタンド「山村みるくがっこう」で販売する牛乳パック入りかき氷「山村氷」が、販売初月で想定の2倍以上の売上を記録したと発表しました。

「山村氷」は、濃厚な練乳と山村ソフトクリーム、白桃、パイナップル、みかんをトッピングした、こだわりのかき氷です。牛乳パック入りという斬新なスタイルも話題となり、多くのお客様から支持を得ています。

さらなる顧客満足度向上を目指し、7月15日より1,000食限定で、メロンの無料トッピングを開始します。この取り組みは、伊勢市で人気のアパレルセレクトショップ「KNOCK OUT」とのコラボレーションで実現しました。

「KNOCK OUT」から提供されるメロンは、山村氷の牛乳パック側面に掲載される広告を通じてPRされます。今回のコラボレーションは、近年のかき氷の高価格化や物価高騰を背景に、「お店の味をワンコインで」という「山村氷」の商品コンセプトに共感したことから実現しました。

山村乳業は、このコラボレーションを「粋コラボ」と称し、物価高への対応策として提案していく方針です。

山村氷、開発秘話

「山村氷」は、「お店の味をワンコインで」をコンセプトに開発されました。開発の背景には、近年のかき氷の高価格化と、お客様からの「最近のかき氷は高い」「量が多い」といった声がありました。

山村乳業では、ワンコインで楽しめるかき氷に潜在的なニーズがあると判断し、2023年9月から「山村氷」の開発に着手しました。内容量を適量にすること、練乳などの主要材料を内製化することで、費用を抑えながらも、牛乳屋ならではの特徴あるかき氷を目指しました。

開発過程では、生成AI「ChatGPT」を活用し、不足する知識を補完したことも大きなポイントです。しかし、コストを抑えることに注力した結果、見た目が地味になってしまうという課題に直面しました。そこで、3ヶ月間試行錯誤を重ねた結果、自社の牛乳パックを容器として利用するというアイデアが生まれました。

調査の結果、日本では牛乳パック入りかき氷は存在せず、プラスチック容器よりも熱伝導率が低いため、炎天下での食べ歩きにも適していることが判明しました。

山村みるくがっこうとは

「山村みるくがっこう」は、山村乳業が運営する直営のミルクスタンドです。外宮前店はテイクアウト専門店、内宮前店はテイクアウトに加えイートインスペースを設けています。

両店舗とも懐かしさを感じさせる店構えで、ショーケースには色とりどりの瓶入り乳製品が陳列されています。牛乳瓶を活用した照明や、瓶入り乳製品の蓋の展示など、非日常的な空間演出も魅力です。

年間12万人以上のお客様が訪れる人気店となっており、20代、30代の男女に加え、ファミリー層、伊勢市在住の方など、幅広い層から支持を得ています。

KNOCK OUT（ノックアウト）とは

「KNOCK OUT」は、三重県伊勢市で1995年創業のセレクトショップです。国内外のドメスティックブランド、インポートブランド、US古着、雑貨など、幅広い商品を展開しています。

山村乳業とは

山村乳業は、1919年（大正8年）に三重県伊勢市で創業した乳製品メーカーです。創業以来、今では珍しくなった瓶容器での製造を守り続けています。

看板商品の「山村牛乳」をはじめ、山村コーヒー、山村フルーツ、山村ヨーグルト、山村ぷりん、アイス、菓子など、お客様の声を大切にして、18品目60種類の商品を製造・販売しています。

山村乳業では、牛乳の味わいと風味を左右する殺菌方法に、パスチャライズ殺菌を採用しています。パスチャライズ殺菌は、高温・短時間の殺菌方法と比較し、低温・長時間でじっくりと殺菌することで、牛乳本来の味わいと風味を保つことができます。

山村牛乳と山村ヨーグルトは、三重県と食に精通した有識者などが選ぶ「みえの食セレクション」にも選定されています。

販路は、伊勢市内およびその近郊への宅配に加え、「山村みるくがっこう」のほか、スーパーマーケット、百貨店、三重県のアンテナショップ「三重テラス」、伊勢志摩地方のホテル・旅館、公式通販など、幅広く展開しています。