医療と街が共生する「ならしの共生クリニック」
KTXアーキラボが設計した「ならしの共生クリニック」が、2026年の1月5日(月)にイオンタウン東習志野で開業します。このクリニックは“共に生きる”という理念を基に、医療と街が一体となる新たなモデルを創出することを目指しています。
共生のビジョン
当施設の開業は、医療、介護、教育が密接に連携する“共生モデル”の発信を意図しています。具体的には、地域の住民が日常生活の中で医療サービスに容易にアクセスできる環境を整えることで、健やかな街づくりを推進しています。このクリニックは、内科、外科、デイケアを備えた総合病院として位置づけられ、地域に密着した医療を提供する場となります。
設計理念の具体化
「ならしの共生クリニック」の設計にあたっては、空間の体験設計が重視されています。受付から診察、リハビリ、デイケアまでの流れを一本の曲線照明が連結し、医療と介護、そして人々のつながりを物理的に表現しています。このデザインにより、空間内での分断がなくなり、利用者が一体感を感じられるような工夫が施されています。
さらに、低彩度の色彩が用いられ、待合室からリハビリエリアへの心地よい移行を促すことで、「治す・予防する」を超え、元気を生み出す医療の場として体感できる空間に仕上げています。
内覧会の大盛況
2025年12月20日と21日に行われた内覧会には、地域の方々が700名以上も来場しました。この熱心な関心は、地域に根ざした医療が必要とされていることを示しています。皆様が共生クリニックに寄せる期待の高さが伺える結果となりました。
KTXアーキラボの精神
KTXアーキラボの代表、松本哲哉氏は「空間設計はビジネスツールである」と述べています。商業建築や空間環境の設計は、最終的にクライアントの収益を上げることを目指しており、そのためのインパクトを持つ空間を創出することが求められます。この考えに基づき、顧客と緊密に連携しながら必要なメッセージを適切な形で伝える環境づくりに取り組んでいます。
松本哲哉プロフィール
松本哲哉氏は、大阪芸術大学の非常勤講師でもあり、一級建築士や宅地建物取引士の資格を持つなど、多彩な顔を持つ建築家です。また、イタリアDAC認定の2024年度デザイナーランキングにおいて、建築カテゴリーで世界8位、日本ランキング1位という成果を収めています。
終わりに
「ならしの共生クリニック」は、これからの医療施設の在り方に対して重要なメッセージを発信しています。医療と街の共生をテーマにしたこの新しいクリニックは、地域にとって必要不可欠な存在となることでしょう。2026年の開業と共に、私たちはこの場から始まる仲間たちとの新たな営みに期待を寄せています。